おはようございます。週末は野球へのお付き合い、誠にありがとうございました。12月とは思えない絶好の野球日和で何よりでした。

 

さて、高崎中央ボーイズの

 

・春季全国大会 埼玉・群馬代表決定戦での勝利

 

選手、保護者の皆様、誠におめでとうございました。この代表決定戦は、来年3月の全国大会が42チーム→16チームでの〝縮小版〟で行われる場合に備えての試合でしたが、これで全国大会が中止にならない限り、大田スタジアムをメイン会場に行われる大会への出場が決まったことになります。

 

ホームページより引用

 

先発した関口投手(今季36勝2敗、防御率1.4点)

 


2番手で登板、ゲームを安定させた樺沢投手(今季20勝9敗、防御率3.5点)

 

大きめのリードからギリギリのタイミングで帰塁する走塁

 

打球・状況判断能力が問われる走塁とランナーコーチの指示力

 

強いゴロ、低いライナーを心掛け、守備のミスを誘発するバッティング

 

また、この試合を視察した高校の先生からは、

 

・高崎中央ボーイズは二遊間、センターライン、クリーンナップが凄い

 

・走塁技術、カバーリング、集中力に差があったのでは

 

というコメントを頂きました。さらに、夜には、東京の名門校の先生から「12月に練習見学に行きたい」、「選手を見たい」、「高崎中央ボーイズの噂は東京にも届いています」という嬉しい電話を頂きました。

 

ところで、私なりにもこの代表決定戦に勝利した意味は大きく、

 

・群馬県のボーイズリーグの仲間に元気と自信を与えられた

 

・人口190万人の群馬県代表が人口730万人の埼玉県代表に勝てた

 

ことに意義を感じます。柔道や空手の「柔よく剛を制す」や「小よく大を制す」という格言ではないですが、知恵と工夫があれば「(少し大袈裟に言えば)人生、何とかなる」を実証できたかも?だからです。

 

一つ壁を突破したら、

 

・少し時間をおいて次の目標に向かう

 

ことになりますが、この週末は私も心技体の面から色々な勉強ができました。

 

まずは、「心」(メンタル)。中学生は将来の「志」を立てる大切な時期を過ごしていますが、12月5日のスポーツ報知には、法政大学にスポーツ推薦で合格した篠木投手(館林ボーイズ出身)と明治大学の主将に就任した丸山選手(前橋育英高出身)が載っていました。


篠木投手の話を館林ボーイズ監督さんから聞くと、「中学時代の成績はオール5」とのこと。私からすれば、オール5の選手が甲子園に出場し、最速150キロのストレートを投げ、ドラフト候補になり、しかもスポーツ推薦で法政大学に合格する・・・。篠木投手は群馬県の中学生の最高のお手本の様に感じます。

 

また、丸山選手も「凄い」の一言。高崎中央ボーイズからも過去に2名、前橋育英高校と高崎高校から甲子園に出場し明治大学に進学。リーグ戦でも活躍しましたが主将にはなっていません。丸山選手は大学日本代表にも選出され来年のドラフト候補筆頭・・・。明るい未来が待っている様に感じます。

 

 


「技術」の面では、福島市のあづまスタジアムで行われた「キャッチボールクラシック」が勉強になりました。7mの距離で9人が2分間で何回キャッチボールできるか?を競うのですが、優勝は137回の石川・星稜中。しかも、雨の中という悪条件での記録。実力は別格です・・・。


また、2位の南会津町立田島中は今年の福島県優勝チーム。主催した先生曰く、

 

・キャッチボールクラシックの成績と競技力には高い相関がある

 

とのこと。高崎中央ボーイズの選手がこの大会に参加して「130回以上できるか?」と言うと、・・・。努力目標が見つかりました。

 

あづまスタジアムは2021年東京オリンピック野球・ソフトボール会場

 

 

最後は、「体」。篠木投手(木更津総合高→法政大学)や丸山選手(前橋育英高→明治大学主将)の様になるには、圧倒的な体力もかなり大切。「どのレベルにまで鍛えるか?」と言うと、新体力テスト表なら

 

・10点(満点)レベル

 

野球選手が昔から最も運動能力が高いと言われる理由がこれ。来週から始まる冬季練習では、特に「体」の分野で、

 

・自分の足りない所を徹底的に克服

 

してもらえれば、東京六大学に進学、かつ、主力に成長できるのだと思います。