おはようございます。昨日は夜間練習への送迎、指導、誠にありがとうございました。軟球を80個ちょっと追加しましたので、T打撃のワンバウンド打ちのボール集めが少し楽になると思います。夜間練習の様子は
・声が出ている
・活気がある
・ソフトボールの打球が速い
ですが、課題は
・ハードルのジャンプはもう少し軽やかに
・フラットグラブはもう少し打球の勢いを吸収できるように
でした。
ハードルを跳ぶ様子で「運動能力の高さ」が分かるのですが、理想は
・着地時に音がしない
・着地時間が短くすぐにまたジャンプできる
です。ドスンドスンという音を立てて跳ぶ選手が多いと、ハードルが可哀そう。壊れてしまいます。
さて、昨日は周東選手(太田ボーイズ→東農大二高→東農大オホーツク)が12試合連続盗塁を決める瞬間のニュースを何度も見ました。
ニュースで1塁から2塁までの歩数を数えるとたった12歩。特に1歩目から4歩目が凄い。
塁間の距離は27.431mなので、単純に
・1歩の平均は2.28m
です。
スタートダッシュのストライドに注目
でも、どうすれば周東選手の様に走れるのでしょうか?
運動学で「速く走るコツ」は
・ストライドを伸ばす
です。
回転数は足の速い人も遅い人も「ほとんど一緒」だからです。
そのストライドを伸ばすコツが
・スキップの練習
動画の1分30秒~3分00秒までの映像を見ると、良く分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=d3xn7kuPpz0
実は、このスキップの練習。一昨年、1984年ロサンゼルスオリンピックに出場した不破弘樹さん(54歳、東農大二高→法政大)が高崎並榎中での夜間練習に来てくれた際に教わった練習と同じ。
https://www.youtube.com/watch?v=Nwsnvl_cmJ8
それ以来、高崎中央ボーイズではウォームアップ時に約30mを10歩でスキップする練習を2本だけ取り入れていますが、やはり、
・足の速い選手はストライドが大きい
・たった10歩でも遅い選手を5m以上引き離してしまう
・ダッシュとスキップ走の速さは一緒
という印象。
人によって体重は40㎏、50㎏、60㎏と様々ですが、
・自分の体重を俊敏にコントロールできるかどうか
が大切だと改めて感じます。
ところで、昨日1年生に小学生の時の練習と何が違うのか?聞いたところ、
・中学の練習は目的がはっきりしている
と言っていましたが、これは私にとっても嬉しい反応。
動体操、ハードルジャンプ、スキップ、スクワット、ランジ、坂道ダッシュ等を通じて、
・50m走を6秒前半で走れるようになる
とみんな野球は上手なだけに、学業成績次第で
・どんな高校にも進学できる
と感じます。