おはようございます。昨日は筋トレへの送迎、誠にありがとうございました。今朝も曇り空ですが今週も週末にかけて天気は曇り→雨予報。4連休が控えていますが元気はつらつ野球ができることを願います。
さて、9月15日は3年生にとって高校の監督が中学校を訪問する解禁日。近年は公立高校でもスポーツの実績を重視する入試方式を採用する学校が増えましたが、いよいよ待ったなしと言う状態になりました。2年生にとっても「明日は我が身」。9月に入って2年生も面談を行いましたが、野球を武器にして高校進学したい場合は、公立私立関係なく、
・野球が上手いか(個人の能力とチーム実績)
・学業成績(評定平均)
の2つのみ。残念ながら「性格の良さ」や「素行の良さ」は高校の監督にとっては当たり前、評価の対象にはなりません。
ところで、昨日の健大高崎高と桐生商業の試合は、5番を任された野中選手のレフト場外への2ランホームランもあり7-0で勝利。次戦の相手は高崎商業。高崎対決です。
参考までに、健大高崎でレギュラーになるのがどのくらい大変か?を調べると、
健大高崎には2017年~2021年の5年間では、高崎ボーイズからの入部者(15人)が最も多く、次いで、
・群馬選抜 7人
・日本代表 6人
・群馬西毛ボーイズ 5人
・東日本代表 5人
・東北選抜 4人
・高崎中央ボーイズ 4人
・波崎ボーイズ 4人
・北関東選抜 4人
・横浜南ボーイズ 4人
・富岡ボーイズ 4人
など、○○選抜、○○代表がとても多い印象。
ただ、そんなすごい選手が集まる甲子園常連校でも高校卒業後の進路を見ると、プロや東京六大学に進学している人は数名・・・。
・野球を武器にして生きて行くことの難しさ、大変さ
を垣間見ることができます。
また、昨日は、高崎商業も大間々に6-0で勝利してベスト16が出揃いました。ベスト16を公立私立別に見ると
・公立:富岡、高崎商業、桐生、館林、伊勢崎清明、館林、前橋商業、利根商業、群馬高専
・私立:前橋育英、健大高崎、常磐、明和県央、樹徳、桐生第一、高商大附
の公立9校、私立7校で拮抗。
次戦は
・前橋育英対富岡
・高崎商業対健大高崎
・桐生対館林
・伊勢崎清明対高崎北
・前橋商業対常磐
・明和県央対樹徳
・桐生第一対利根商業
・群馬高専対高商大附
※下線は公立対私立の対戦カード
となっており、5試合が公立対私立の対決。
私立高校の充実した野球環境に対して公立高校の意地を見たいところですが、公立・私立に関わらず、大学にスポーツ推薦で入学する条件は、一般的に
・関東大会出場、甲子園出場
さらに、東京六大学に進学する場合は
・甲子園2回出場(2年夏と3年春)
・高校日本代表(3年夏)
など、ハードルはかなり高め。群馬県でも前橋育英高、健大高崎高、桐生第一高の主力選手など、ほんの一握りの選手が掴めるチャンスといった感じです。
と言うことは、中学時代、高校時代はそこに目標を置きながらも、指定校推薦、AO入試、一般受験を視野に入れて野球に取り組むのがお勧め。甲子園を目指す選手でも評定平均を高くしておく必要があるのです。