おはようございます。昨日は筋トレへの送迎、誠にありがとうございました。また、昨日は始発で東京だったためブログを更新できず。文章を書くことは自分自身にとっても「備忘録」や「頭の体操」として役に立っていると改めて感じました。

 

ところで、群馬県の高校野球はベスト8が出揃い、今日ベスト4を賭け準決勝が行われます。

 

 

ベスト8を賭けた試合結果で気になったのが、私立高対公立高の対決では明和県央対前橋商戦を除きすべて私立高の大勝・・・。  ※明和県央高の塩原監督と内山コーチは前橋商OB(前橋商出身の指導者は健大高崎の青柳監督はじめとても多い印象)

 

と言うのも、私立高にとって甲子園出場は学校経営上欠かせないツールになっていたり、勝てないと監督更迭というプロ野球並の人事が行われるので、

 

・教育を超えた勝負にならざるを得ない

 

のも事実。ただ、それにしても実力差があり過ぎる。公立高の選手のモチベーションが心配になります。

 

そんな思いを抱きながら今日の組合せを見ると、ベスト8に残った公立3校はすべて私立高と対戦。

 

・前橋商高が東農大二高に対しどういう勝負をするか

・伊勢崎清明が前橋育英高の足元を掬えるか

 

に注目。また、桐生第一高と桐生南高の試合に関しては、

 

・私立高と公立高の選手の体の太さの違いに注目

 

公立高の選手が強豪大学で野球を続けるには、私立高の選手と同レベルの体の太さが必要だと感じます。

 

 

さて、昨日、私は調布市で行われたジャイアンツジュニアのセレクションに参加。今年は東京都と川崎市の54連盟からの連盟推薦、ジャイアンツアカデミーからの推薦、一般公募(50m走7.5秒以内、遠投65m以上)から185名の選手が応募してくれました。

 

20名ずつに分けてセレクションを実施

 

塁間走(23m)の様子

 

この中から16名が選ばれるのですから、冬休みに札幌ドーム(今年は横浜と神宮)で行われる12球団トーナメントに出場する選手のレベル高さが分かります。

 

ところで、昨年の出場選手が6人遊びに来てくれたので、「中学1年生になってどんなチームに入部したのか?」聞くと、東練馬シニア、武蔵府中シニア、東京城南ボーイズ、横浜青葉ボーイズなど強豪ばかり。プロ球団ジュニア→強豪シニアまたはボーイズ→甲子園常連校の流れが出来上がっている様に思います。

 

余談ですが、昨日私の元へ山梨の駿台甲府高から「高崎中央ボーイズの選手を今度見に行かせて欲しい」と連絡をもらいました。私が山梨県でお付き合いのある高校は山梨学院高、東海大甲府高、日本航空高の3校。甲子園出場に凌ぎを削っている高校に今度駿台甲府高が加わることになるのかも知れません。

 

ところで、昨日は強豪シニア、ボーイズとは無縁の中学生にも出会いました。ジャイアンツジュニアセレクションの隣のグラウンドで、「明大明治中学」の軟式野球部が練習していたのです。

 

バッターランナーと3塁ランナーを付けたランダンプレー

 

私が「おっ!、明治だ!」、「どんな練習をしているのかな?」と興味を持って見ていたら、監督さんが寄ってきて、私に「昨年の指導者講習会ではお世話になりました」、「大変勉強になりました」と挨拶してくれたのです。

 

 

確かに、昨年12月、高崎中央ボーイズがシニアとの交流戦で静岡遠征した翌日、早稲田実業高隣にある国分寺第二中学で東京の中学部活指導者150名を対象にジャイアンツアカデミーのコーチ陣が半日講習会をし私も参加。覚えていてくれたのです。河村先生は広報担当も兼ね明治中学の様子を沢山話してくれたので耳をダンボにして情報収集。

 

・部員は3学年合わせて20名程

・以前とは比べ物にならないくらい少なくなったが今年は10人の1年生が入部してくれた

・最近は学童野球ではなくポルテという野球塾から入ってくる子が多い(ジャイアンツアカデミーはレベルが高すぎて入れない)

・野球塾に入る理由は野球は好きだが勉強があるので土日一日野球に時間を割けない

・中学は調布にあるが生徒は都内だけでなく千葉など1時間半くらいかけて通う子が沢山いる

・ほとんどの中学生は高校に進学しても野球を続けるが明治大学の野球部に入ってまで頑張る子は何年かに一人という感じ

・明治中学は偏差値60~65ないと入れず、大学の偏差値の序列がそのまま中学入試の序列

 

と中学受験にはあまり馴染みのない群馬に住む私にとっては凄く参考になる話でした。

 

そこで明治中学の難易度をネットで調べると、確かに

 

・偏差値65

 

さらにビックリするのが授業料の

 

・年間100万円

 

つまり、中学と高校の6年間、大学の4年間、合わせて10年間、100万円を払い続けるのです(大学はもっと)。一人の子どもに1000万円・・・。東京で経済的に余裕のあるご家庭は、そこまで学費をかけてでも、

 

・名門私立附属中に進学させたい

 

ことが分かりました。

 

 

野球を極めて一流大学を目指すか、中学受験をして一流大学を目指すか・・・。東京の子ども達は小学6年生ですでに進路の選択を迫られていると言うことなのかも知れません。