おはようございます。昨日は年内最後の練習にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。北風が強く真冬を思わせる天候でしたが、選手、保護者の野球に賭ける熱意のお陰で充実した練習が出来ました。

 

                      冬季練習に欠かせない薪


凍結を防ぐ塩 



               グラウンドへの感謝のゴミ拾い

 

また、小学6年生も6名が参加してくれました。誠にありがとうございました。お母さん達は野球人口減少の中でも60名近い中学生が練習している様子にビックリしている様子でしたが、高崎中央ボーイズの雰囲気はいかがでしたでしょうか。

 

 一番楽しい3ヶ所バッティング


               連続ティーと打球スピード測定


少し情報交換できたのですが、「今年は希望者が多いので先着順ではなく、ポジションごとに適正を見させてもらうことになるでしょう」とお話しました。募集人数は投手8名、捕手3名、内野手6名、外野手3名の20名程度ですので、入団を強く希望している選手は

 

・何度か練習に参加してもらった際に適性を見させてもらえれば

 

と思います。体験練習日以外でもお気軽にご連絡(tyhmnts@yahoo.co.jp、倉俣)ください。

 

また、練習の最初には東農大二高に在籍する卒業生が挨拶に来てくれました。東農大二高と言えばプレミア12でブレイクした周東右京選手(ソフトバンクホークス)の母校。東農大二高は周東選手にあやかって名門復活を虎視眈々と狙っていますが、

 

 一人だけ寝癖がついていましたが、みな立派なスピーチでした❗️



卒業生たちはそれぞれ、

 

・群馬県の私立で一番文武両道を実践している

・野球や指定校推薦で良い大学に進学できる

・意識の高い仲間が沢山いる

・中学で学んだことがそのまま生きるので今の練習を大切に

 

など、後輩達にアドバイスしてくれました。

 

 

さて、その後輩たちですが、昨日は2年生の三者面談を実施。

 

・ボーイズで成長できたこと

・学校の様子(成績)

・希望進学先

・将来の夢(目標、なりたい職業)

 

等を聞きました。

 

「ボーイズで成長できたこと」で多かった感想が

 

・足が速くなった

・肩が強くなった

・強い打球が打てるようになった

 

など体力面の成長を口にする選手が多かった印象です。実際の数値で見ると、

 

・塁間走(ホーム→1塁) 入団時平均4.70秒→2年8月時点4.32秒へ0.38秒アップ

・遠投力 入団時平均59.5m→2年7月時点68.4mへ9.0mアップ

・打球スピード 入団時平均102キロ→2年12月時点123キロへ21キロアップ

 

と確かに伸びています。

 

「学校の様子」では、ボーイズと学校での様子は〝ほぼ同じ〟と感じました。例えば、「学校で提出物の期限を守れない選手はボーイズでも注意されることが多い」、逆に、「練習態度の良い選手は学校でも中心的な存在」という印象。褒められる回数の多い選手の方が自己肯定感が強くなり、前向き、プラス思考になるのは明らか。さらに、中学生の時期は

 

・志(将来の夢、目標)を立てる時期

 

でもあるため、できるだけ成功体験を積めるように自分を仕向けることが大切になると助言しました。

 

「希望進学先」については、

 

・私立志望の場合は、野球が上手いこと、加えて、足が速い、肩が強いなど武器をもつこと、ただし、評定3.0ないと合格できない高校が多い

 

・公立志望の場合は、全国大会に出場してもスポーツでの加点は0.3点程度、基礎学力がないとどうにもならない

 

と私立、公立どちらを志望するにしても

 

・野球と勉強の両立は避けて通れない

 

とお話しました。

 

また、終礼では、成績を上げるコツは野球の練習法と同じと紹介。つまり、高崎中央ボーイズの練習はチェックポイントを明確にした反復練習。ただし、時間の目安は

 

・20分で一区切り

 

打撃練習が2時間以上続いても、実は、①ロングティー、②連続ティー、③フリー打撃、④打撃投手、⑤走塁練習、⑥内野守備練習、⑦外野守備練習と20分ごとに練習内容が変わっています。これを勉強にも応用。つまり、

 

・苦手な教科も20分なら集中できる

 

・得意な教科が20分で終わればさらにやりたくなる

 

という心理を利用して、

 

・苦手教科が3科目あれば20分ずつ毎日60分机に向かう

 

のです。やるか、やらないかは本人次第。皆、「親孝行したい」と言っていますので、親は子どもを信じれば良いのだと思います。

 

それでは中学生の皆さん、良い年をお迎えください。