おはようございます。昨日のクリスマスイブは楽しい一時を過ごせたでしょうか。平日だったためか、私の同僚の20代の若者は「何も予定ありません」と世間のクリスマス商戦とはかけ離れた感じ。加えて、受験生にとってはクリスマスもお正月も関係なし。高校入試や大学受験には万全の体調で臨んで欲しく思います。
さて、私は、
・中学生の野球少年を持つ親と情報共有したい!
と思う記事をホームページのFacebookに載せてもらっているのですが、昨日は
・岡田武史に聞く。サッカーを言語で体系化した「岡田メソッド」の全貌
・[高校サッカー選手権 勝利数ランキング 都道府県対抗]昨年王者・青森山田の青森は2位。1位は??
・根尾先生、小学校で初授業!プロ選手志望ゼロに「泣きそうになりました…」
の3つを紹介しました。
岡田メソッドで見出しを拾うと、私が興味を持ったのは
・16歳までにプレーモデルを身につけさせる
・指示が具体的、限定的に
・子供たちはすぐ覚えていった
の3つ。
「守・破・離」という考え方、分習法(スモールステップ)という指導法、子どもが理解できる言葉(言語化)を使うなど、私が取り組む野球の指導法と共感する部分が多いのです。
また、高校サッカーは、「Jリーグユースに所属する2%のエリートと高校に所属する98%の雑草集団」という表現がしばしば使われますが、今年のJリーグユースを含めた高校サッカー日本一は青森山田高校。「何で厳しい環境の青森県に有望な選手が集まるのか?」と言うと、
・23年連続25回目の出場という実績
冬場は豪雪に見舞われ、グラウンドでのトレーニングができないという難題を抱えながら、「着実に実績を積み上げたことで全国から有力選手が集まるようになった」
と、
・高校サッカー(アマチュア)でも結果が全て
勝利至上主義が悪く言われる今日でも高校スポーツは
・勝たないと選手が集まらない
ということが分かります。
そして最後は根尾先生。
長野県千曲市の小学5年生22人へ「夢先生」を務めた根尾選手へ子ども達は
・【中日】根尾先生、小学校で初授業!プロ選手志望ゼロに「泣きそうになりました…」
とトホホな現状。でもこれが小学生の現実。子どもが身近で影響を受けるのは、「親」、「学校の先生」、「習い事の先生」ですが、
・子どもの周りにいる大人たちが野球にあまり関心が無い
ことの表れ。先週行われた中日ドラゴンズ・三ッ間投手のスピーチでは、
・子どもの記憶に残る様にあと10年はプレーしたい
・自分が育成指名で苦労したので息子にはドラフト1位でプロ野球選手になってもらいたい
・それには投手、しかも希少価値のある左投手がいい
とすべてが具体的でした。
子どもの興味は10歳までに決まると言われますが、確かに卓球や柔道などで活躍する若い選手を見ていると同感します。子どもの周りの大人にプロ野球選手がいる環境はなかなかないので、せめて高校時代甲子園を経験した選手が10年後少年野球の指導者や小学校の先生になってもらえれば、「野球をやりたい!」という子どもは増えるのだと思います。