おはようございます。ホームページに2020年度の入団説明会を2月8日(夕方6時~)に実施予定を掲載させて頂きました。入団希望や硬式野球に興味ある方はぜひご参加ください。募集人数は20名程度ですが、すでに10名程の方から問い合わせを頂いていますので、希望者が多い場合は適性を見て希望者が20名に満たない場合は希望すれば入団できるという事になります。


ちなみに、ポジション別の目安は投手8名(40%)、捕手3名(15%)、内野手6名(30%)、外野手3名(15%)です。①身体能力が高く、②野球好き、③甲子園に行きたい、④プロ野球選手になりたい、⑤結構勉強も得意という選手はどしどし申し込んで頂ければと思います。

 

参考までに、「勉強も得意」に関しては、高校進学や大学進学でスポーツ推薦を利用する場合も、勉強の成績(評定平均)が重要視され、野球だけ得意という選手は敬遠されがちな傾向にあります。

 

さて、12月に入り大学野球部のスポーツ推薦合格が続々発表されていますが、昨日のスポーツ報知には中央大学の合格者12名が発表されていました。内訳は投手4名(33%)、捕手2名(17%)、内野手4名(33%)、外野手2名(17%)です。1学年たった12名で東都大学リーグで優勝できるのですから如何に少数精鋭であるかが分かります。

 

 

また、昨日と一昨日のヤフーコラムには東都大学リーグ2部の拓殖大学の合格者21名と1部の強豪亜細亜大学の合格者28名が発表されています。

 

 

拓殖大学のポジション別の人数は分かりませんが、亜細亜大学を見ると、投手8名(28%)、捕手4名(14%)、内野手8名(28%)、外野手7名(25%)、マネージャー1名(4%)となっています。


これまでに発表された大学では、法政大学15名、國學院大学18名、中央大学12名、拓殖大学21名、亜細亜大学28名で、平均は20名弱。「スポーツ推薦合格はあまり多くない」という印象です。

 

さらに、早稲田大学のスポーツ推薦合格者はたった4名。内訳は投手2名(50%)、内野手1名(25%)、外野手1名(25%)です。参考までに筑波大学のスポーツ推薦(野球)の場合も3名程度。東京大学と東京学芸大学は0名。早稲田や筑波、東大、学芸大のハードルはかなり高いことが分かります。

 

 

余談ですが、前橋育英高でサッカーをしている息子も早稲田大学や筑波大学に興味を示していたことがあったので調べたら、早稲田大学のアスリート選抜の合格ラインは、①日本代表または日本代表候補。しかも、②世界大会で上位成績を収めていること。野球で言えば、甲子園で優勝するだけでなく、高校日本代表に選ばれないと合格は厳しいという印象を受けました。


つまり、早稲田大学の硬式野球部に入りたいなら、①早稲田の付属校に入るか、②高崎高校や前橋高校などの進学校や私立の特進コースで勉強して受験突破する方が可能性は高いと感じます。

 

また、昨日は同僚に明治大学OBがいるので野球推薦の話を聞けたのですが、明治大学の場合、①甲子園出場、②学業成績が良い、の2つが合格には必須。どちらかが欠けても受からないとのこと。しかも、スポーツ推薦で入ってもレギュラーになれないこともしばしば。その場合は教員資格を取って高校野球の監督をやっている人が多いとのことでした。

 

今の中学生やこれから入部を検討する小学生への助言は、強豪高校に進学→名門大学合格を果たすには、やはり「文武両道(野球も勉強も両方大切)」ということなのだと思います。