おはようございます。週末は野球へのお付き合い、誠にありがとうございました。2年生は昨日の渋川ボーイズ戦をもって今季の試合はすべて終了。1年生は来週の1年生大会決勝トーナメントをもって終了。昨日までで3学年合わせて〝464試合〟(プラス紅白戦)という実戦経験を積むことが出来ました。審判、スコア記録、アナウンス、学年コーチ等、子どもの成長を支えて頂き誠にありがとうございました。

 

さて、来週からは冬季練習に入りますが、中学生の特徴は

 

・ポストゴールデンエイジ

 

 

と呼ばれ、技能は考えないと上手くならない年代に突入。一方、

 

・身長の伸び 緑のグラフ

・持久力(1500m走、3000m走など) 青のグラフ 

・筋力(50m走、遠投力、打球スピード) オレンジのグラフ

 

は自然に成長が期待できる年代。実際、中学3年生になると体重が増えて来るので〝持久走が走れない〟という現象は毎年同じ。持久走のピークはグラフ通りだと感じます。その意味では、

 

・中学2年生の持久走の記録は人生のベスト記録

 

と言っても過言ではありません。

 

では、持久走は何に役立つか?というと

 

・疲労回復能力の向上→ケガの予防

 

毎日同じ動きを強いられる野球では疲労回復能力の高さは必要不可欠。夕方6時に解散して次の日7時に集合するまでの時間は13時間。そのうち睡眠時間は8時間。この13時間や8時間という短い時間で疲労を除去することが必要になります。


では、持久力でどのくらいの成績を目標にすれば良いか?と言うと、

 

新体力テスト評価表

 

1500m走では最低5分30秒(7点レベル)。3000m走では12分以内。このタイムで走れる選手が同級生の中でも

 

・運動能力が高いレベル

 

と言えます。しかも、運動能力の高い選手は、同じ練習をした場合でも他の選手よりも少し余裕があるため、疲労の蓄積そのものが低くなる→ケガをしづらい選手と言えるのです。

 

昨日の2年生の優勝祝賀会&忘年会でも中学生は自分自身の抱負、親からは子供への期待を述べてもらいましたが、持久走に関しては

 

・今の記録が人生のピーク

 

と親子ともども認識してもらえればと思います。