おはようございます。昨日は筋トレへの送迎、誠にありがとうございました。週末に近づくにつれ台風情報がより身近になってきました。取り急ぎ10月12~14日に予定されていた練習試合、3年生は千曲B、新潟B、前橋桜B、神奈川大和B 、1年生はさいたまB、春日部B、大宮七里Bは全てキャンセル。 2年生のみ東日本選抜大会(14日に順延)が決まっているのみ。明日からの雨や台風情報を注視しながら練習プログラムを組むことになります。

 

その意味では今日の夜間練習は体を動かせる貴重な機会。普段以上に〝運動量〟を意識してもらえればと思います。

 

さて、今朝の一般紙一面はノーベル化学賞を受賞した吉野彰さん(71歳、京都大学、大阪大学大学院修了)。

 

 

私もにわか知識ですが、昨夜から今朝にかけてのニュースを聞いて、

 

・化学に興味を持ったのは小学3・4年生の頃

・担任の先生(化学が専門)から〝1本のろうそく〟という本を紹介されたのがきっかけ

・化学の面白いところは何にでも変えられる(化かす)ことができるから

・33歳でリチウム電池の開発に乗り出し38年間の努力が実る

 

等が分かりました。このたった4行のコメントを野球に当てはめてみても、

 

・小学3・4年生の頃までに運動神経は著しく向上する

・小学生の頃に如何に良い先生に出会うかが大切

・子どもに目標や夢を与えることができる

 

など、かなり共通点があることが分かります。あとは、一つのことに38年間もの努力を費やせるかどうか・・・。吉野さんはそのコツを

 

・〝執着心〟と〝何とかなるさ〟という柔らかさ

 

と表現し、壁にぶち当たった時の「食らいつく気持ち」と、気持ちが折れそうな時の「何とかなる」という発想。この2つが大切だと話されています。

 

余談ですが、私も先週の日曜日、栃木県高野連にお邪魔し、ジャイアンツアカデミーのノウハウを宇都宮工業高と作新学院高の男女野球部の選手に伝授するという日本で初めてのイベントが実現しました。ここにたどり着くまでの努力は、吉野さんに比べまだまだ月とスッポンですが。

 

 

このような活動が全国で出来るようになれば、それこそ

 

・幼児、小学生、中学生、高校生までの一貫教育が地元で実現

 

高校生にとっては、わざわざお金をかけ寮生活をして甲子園を目指せる学校に越境入学しなくても、18歳までは地元で夢や目標を実現する環境が作れるのです。