おはようございます。週末の野球疲れは癒えたでしょうか。今日はすでに水曜日。今週末は再び3連休ですので、親御さんは週末の野球に付き合う〝覚悟〟が必要なのかも知れません。

 

さて、高校野球もベスト8が出揃い、前橋育英高の諸田選手(3番、2年)、安藤選手(6番、1年)が高商大付高戦でホームランを打つなど活躍。卒業生の応援にも行きたいのですが、中学生も大会続きでなかなか時間が取れません。ベスト8に勝ち上がった高校を確認すると、

 

・私立:前橋育英、健大高崎、桐生第一、樹徳、常磐

・公立:前橋商業、伊勢崎清明、館林

 

となっており、私立が5校、公立が3校という図式。今年の秋季関東大会は群馬開催のため出場枠は3つ。ベスト4に残ることが最低条件となります。準々決勝の組み合わせは

 

・館林対樹徳

・桐生第一対常磐

・健大高崎対前橋商業

・前橋育英対伊勢崎清明

 

公立は全て私立と対戦。どこか一校でも意地を見せたいですね。

 

また、中学3年生の進路はほぼ固まりましたが、中学2年生にとっては

 

・どのチームが関東大会に出場するか?

・どのチームが来春の甲子園に出場するか?

 

は非常に興味のあるところ。と言うのも、中学生や親御さんは高校で〝甲子園出場〟を果たし、「野球を武器に一流大学への進学を勝ち得たい」のではないでしょうか。

 

近年、群馬県では硬式でも軟式でも前橋育英高校を志望する中学生が多いのですが、その理由は大学進学にあると感じます。

 

前橋育英高は4年連続夏の甲子園に出場している実績を武器に、小池捕手(明治大学1年)、根岸投手(立教大学2年)、皆川投手(中央大学2年)、丸山外野手(明治大学2年、大学日本代表)、小川内野手(国学院大学3年、大学日本代表)など、前橋育英高の主力選手は安定して名門大学に進学、野球を続けられている印象です。

 

ただ、そこまで一流でない場合やケガでレギュラーになれなかった場合はどうすれば良いのでしょうか。上毛新聞社杯の開会式の時、高崎中央ボーイズ卒業生の親御さんと情報交換できたのですが、息子さんは高崎高校→横浜市立大学で野球を続け、今春三菱重工に就職(一般職)。会議はすべて英語らしく、

 

・英語ができなければ仕事にならない

・そのため、会社勤めの傍ら、自費で英語を勉強している

・もっと英語を勉強しておけば良かった

 

と話しているそうです。

 

前橋育英高校は来春より、野球が上手く勉強のできる中学生の特別進学コースでの受け入れを始めますが、特進の先生はとにかく教え方が上手いそうです。これなら、

 

・野球で甲子園を目指す

・英語を徹底的に勉強する

 

の両立を果たせる感じがします。