おはようございます。週末は、野球へのお付き合い、指導、誠にありがとうございました。土曜日は最高気温が13度、無風と絶好の野球日和でしたが、昨日は一転、最高気温8度、北風4mと寒いと言うより、冷たい一日。それでも、雪で屋外で野球できないチームの事を考えると群馬は有り難いと感じます。

また、昨日も安中や高崎の小学6年生が4名、体験練習に来てくれました。誠にありがとうございました。群馬県には硬式野球チームは、ボーイズリーグ、リトルシニア、ポニーなど多数ありますので、色々体験して自分に合うチームを決めてもらうのが良いと思います。

さて、土曜日。朝礼に参加した後、同僚の結婚式のため静岡に移動。新郎、新婦が静岡出身のためでしたが、新郎は野球一筋。東海大の附属中学→高校を経て東海大学でエース。大学選手権優勝。日立製作所でも投手として活躍。社会人日本一に輝いています。新婦も地元の中学、高校ではソフトボールのエース。大学ではメンタルトレーニングを学び、現在はジャイアンツアカデミーで幼児コースのコーチというプロフィールが紹介されました。

こんな二人の結婚式だったため、列席者は野球関係がズラリ。その中でも参考になったのは、新郎のお父さんのコメント。

・私は息子のファンだった。
・息子の野球を見に行くのが楽しくて仕方なかった。
・息子の投球フォームは小学校のままだった。
・息子の成し遂げられなかった「プロ野球選手になる」という夢は孫に託したい。

でした。

私も多くの少年野球選手と接していますが、新郎のお父さんの話を聞いていて、その愛情は、

・日本全国どこでも
・小学生でも社会人野球の選手でも
・同じ

なのだな、と感じました。また、

・小学校時代の投球フォームは中学、高校、大学、社会人と成長しても変わらなかった

というコメント。このコメントを私たちの中学2年生に当てはめると、確かに投球フォームを治す必要のない選手がほとんど。でも、これは中学時代の指導と言うより、

・小学校時代の指導、または、
・自然と身に付けたフォーム

なのだと感じます。では、中学では何を身に付ければ良いのか?

それは、

・投球フォームがなぜ良いのか?、理論を少し理解し、いつでも同じフォームで投げられるようにする。

・球速を100キロから110キロ、120キロ、130キロへと徐々にスピードアップする。

・遠投力を60mから70m、80m、90mへと徐々に伸ばす。

・3年間ケガをしない様にするため、柔軟性、筋力、筋持久力、有酸素性の持久力を高める。

ご覧の通り、やるべきことはまだまだ沢山。投球フォームの完成だけでは階段は上り詰められないのです。