突然ですが、今から4年ほど前のコロナ過のお話です。
コロナ禍で唯一良かったと思うことは、娘が毎日夕飯を作ってくれたことです
突然の一斉休校
娘が高校2年の3月から一斉休校が始まりました。
コロナの話がチラホラ出始めていた2月になんとかアメリカへの修学旅行は行けまして、帰ってきてすぐに一斉休校となりました。
ギリギリ行けたことは本当に良かったです
その下の学年の子たちは修学旅行いけないまま卒業で可哀そうでした
学校が一斉休校となり自宅にいて暇を持て余した娘は、ある日突然夕飯を作って用意してくれていました。
スマホでレシピを見ながら2,3品作り、私よりよっぽどちゃんとした夕飯を並べてくれて、どれも美味しくて最高でした
それから毎日夕飯は娘が作ってくれるようになり、私は会社から帰る前に『何か材料で買っていくものある?』と電話で確認して買って帰えり、娘が作ってくれている間に私はウォーキングを30分ほどさせてもらってました
一緒に台所に入ったら余計な口を出してしまうと思ったので、完全にお任せしてました。
そして娘は自分で作るようになったら、今まで食べなかった生野菜を食べるようになりました
何がどう影響するかわからないもんですね
学校が始まり、部活が始まると元の生活に戻りましたが、その後も料理は頻繁に作るようになり、コロナ過の中で唯一良かったと思える出来事でした。
娘はコロナのせいで目標にしていた最後の学年でのコンクールが中止になってしまったわけですが、激しく落ち込むわけでもなく、腐ることもなく、冷静に事実を受け止め、時間があるから出来ること(夕飯を作るなど)をして楽しんでいるようでした。
私はもう一度全国大会に行けることを楽しみにしていたのでショックが大きかったのですが、その秋にはなんとか演奏会が出来る状況にまで世の中が回復し娘も最後に悔いのない演奏会が出来て大満足で高校の部活を引退することが出来ました。
コロナ禍ということで演奏会も初の全国無料配信され、通常より多くの方に見てもらえたりして、いいことも悪いことも色々あったコロナでした
会社から帰ったらご飯が出来てるなんてね、
この時のことは、一生忘れられません
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