今回は3冊。
三浦しをん「神去なあなあ夜話」
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高校卒業後、どんな仕事をするのかわからないまま三重県の神去村へとやってきた勇気は、
そこで林業の会社に就職。
山仕事については天才的なヨキに家に居候しながらベテランの社員に囲まれ仕事や村に馴染んでいく。
「神去なあなあ日常」の続編。勇気は20歳に。
今回は神去村の由来や村の人たちに昔起こった悲しいことなど勇気は知ることになる。
そういったことも知っていきながら、山奥の林業に携わる人々の
10年100年と長いスパンで自然と向き合う姿勢を勇気はその身に感じ始める。
携帯の電波も届かない地域で運転免許も持たない勇気の恋愛事情や村人の家族愛など
神去村のテンポで描かれていてほのぼのします。
林業の奥深さにも感心させられます。
勇気が神去村でおじいちゃんになるまで、続編が続くといいなぁケロ。

重松清「ファミレス」
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妻と別居中の雑誌編集長の一博。その幼馴染の康文は子供のいる若い女性と再婚し家業の惣菜屋に精を出す。
一博と料理教室を通し友人となった陽平は中学教師で子供たちが独立し妻と“新婚状態”になるが、
妻の様子がおかしい。
3人とも50歳前後で夫婦や親子、彼らが関わる教え子一家や料理教室の講師とその娘など
家族とはいえなかなかうまくいかないものです。
話に出てくる料理がとても簡単で美味しそう…
人間関係も料理のレシピのようにいろいろな個性をうまく生かせながら、
作ることができるといいのですが、ナマものゆえむずかしい…
楽しく食事できる環境が何よりもごちそうなのかもしれませんね。
話に出てくる料理がとても簡単で美味しそうでしたケロ。

五十嵐貴久「こちら弁天通りラッキーロード商店街」
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印刷工場を経営していた笠井武は、友人の連帯保証人になったことから莫大な借金を抱え、
その取り立てから逃れた末、無人の寺にたどり着いた。
そこで彼は商店街の老人たちに新しく来た住職と勘違いされる。
シャッター商店街の店主の老人たちは先代同様、新しい住職にも
自分たちを「ポックリ逝かせてほしい」と懇願。
ニセの住職となった武の思いつきから商店街の会長が営む喫茶店が繁盛し出し、
それが商店街に波及する…
うまくいき過ぎの展開ですが、元気になる話でしたケロ!