これまでにもJリーグのチームの中で最も多くの問題を出している
「日本のフーリガン(※)」とも呼ばれている浦和レッズサポータが、
3月8日の対サガン鳥栖戦でまたしても問題を起こしてしまいました。
※サッカーの試合会場の内外で暴力的な言動・行動を行う暴徒化した集団のこと。
有名なのはイングランドのサポーターですが、全世界で暴徒化したサポーターを指す。
問題の内容については新聞やネットなどでご存知の方も多いと思いますが、
それ以上に今回深刻なのは、浦和レッズに対するペナルティーです。
国際的にもこのような問題があったチームへの制裁として、無観客試合を科すことはあるようですが、
これに加えて「勝ち点15」の剥奪が挙げられているのです。
浦和レッズは、2000年にJ2降格というどん底を味わいましたが1年でJ1に復帰、
Jリーグ中観客動員数はJリーグ発足から13シーズンで1位を記録するほど、
サポーターの熱狂さが伺える一方、残念な問題を起こしているのも事実です。
※チームを愛する熱烈さだけで言えば、プロ野球の阪神タイガースのファンに似ていると思います。
ただ、阪神のファンは暴徒化するような問題は起こしていませんが。
これまでの問題に対してはチームに「制裁金」を科してきたJリーグ側も
今回の問題は差別的に大きな問題があると捉えているようで、厳罰を科すとのことです。
勝ち点15は、5試合に勝利した勝ち点分です。
これだけの勝ち点を剥奪されれば、上位進出は愚かJ2降格の危機もあるかもしれません!
しかも、2014年のJリーグは開幕してまだ2節しか終わっていない状況で、
浦和レッズの選手たちのモチベーションへの影響も心配されます。
サポーター:応援だけでなく、クラブを支える存在
クラブの足を引っ張るような存在は「サポーター」とは呼べないと思います!