F1での最も重要で注目すべき「テストゲート」について国際法廷の裁定が下りました!
これは、スペインGP後に「ピレリタイヤのテスト」としてメルセデスAMGが
今シーズン使用のマシンを提供してタイヤテストを行ったというもので、
レギュレーション違反を指摘していたレッドブル・フェラーリの訴えにより
モナコGP後に国際法廷の場で裁かれることになったものです。
しかし、裁定はメルセデスAMGとピレリに戒告、メルセデスAMGには
若手ドライバーのテスト走行禁止という内容のものでした。
簡単に言えば、メルセデスAMGとピレリに対して、「めっ!」ってしただけで
ほとんど何も制裁を課せられていませんでした。
私は、メルセデスAMGが嫌いだったり責めたりするつもりはありませんが、
明らかなレギュレーション違反をしても恐らく政治的な理由で不問にした
いわゆる「臭いものには蓋」的な裁定が下ったことに幻滅しました。
若手ドライバーのテスト走行禁止は加えられていますが、実質的には何もお咎めが
なかったに等しいですね!
このことが、今後に遺恨を残したりまたはF1ファンを失うようなことになれば
それこそ大失態になるのではと思います。
現に私自身、ここ最近のF1を観ていても以前ほどの熱中ぶりが
冷めてしまっているような気がします。
※フェラーリの浜島さんは頑張っておられますが・・・・・。