男子フィギュアスケートのグランプリシリーズ最終戦、ロシア・ソチでのグランプリファイナルは
高橋大輔選手が、日本人男子としては初となる優勝を獲得しました。
ショートプログラム(SP)で首位に立った高橋選手は、最終滑走となりましたが、
本人も満足していないとコメントしているようにノーミスの演技ではありませんでしたが、
フリースケーティング(FS)を177.11点(技術点87.89点、演技構成点90.22点、減点1点)で
トータル269.40点で優勝を決めました。
高橋選手、大変おめでとうございます!
3連覇のかかった、カナダのパトリック・チャン選手はジャンプで精細を欠き169.39点
トータル258.66点で3位に終わりました。
また、パトリック・チャン選手をライバル視していた羽生結弦選手はFSで
177.12点(技術点91.96点、演技構成点85.16点)と技術点では高橋選手より
上回る得点で、SP3位からパトリック・チャン選手を逆転し2位に入りました。
日本人表彰台独占のため、FSでの演技が期待されたSP4位の小塚崇彦選手でしたが、
SPで決めた4回転ジャンプで転倒したのが響きFSを166.88点
(技術点85.58点、演技構成点82.30点、減点1点)でトータル264.29点の4位に
終わり日本人表彰台独占はなりませんでした。
しかし、再来年のソチ五輪での会場となった今回のリンクで各選手滑れたことは
大変大きかったんだと思います。
日本の選手たちはこのあと、12月21日から札幌で開催される全日本選手権に
出場することが決まっています。
また、レベルの高い戦いを期待しています!