お出かけ!してきました…そにょ⑱ | ヘタレ車掌の戯言

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毎日惰性だけで生きているヘタレ車掌の日常です。

6日ぶりの更新です(;^_^A

10月も後半に入っているのに、いまだに8月の記事を書いています(笑)。8月27日の夜出発で9月2日深夜帰宅でしたので、行程の半分は過ぎているのですが、読みにくい部分もあるとは思いますが、よろしかったらもうしばらくお付き合いください。

 

では、前回記事の続きです。

 

伊予鉄2101 県庁前電停 20160831

県庁前電停から伊予鉄道2100形モハ2101の①系統松山市駅行き(環状右回り)に乗車し、松山市駅電停へ向かいます。

 

松山市駅で郡中線に乗換えます。“市駅”とも呼ばれる松山市駅は、伊予鉄道の中枢となる駅であるとともに、実質的に松山市の中心となる駅でもあります(JR四国JR四国の松山駅は、とても街の中心にあるとは言えないような立地ですし・・・)。伊予鉄道の郊外線である高浜線・横河原線、郡中線が発着し、駅前の電停は⑤系統と⑥系統(本町六丁目電停~大街道電停~道後温泉駅間)を除く市内線3系統が発着(“坊っちゃん列車”は松山市駅電停発着のみ発着し、古町駅発着は入りません)します。郊外線の駅舎は伊予鉄高島屋と一体化した構造で、1971年に完成した駅ビル(当時はイヨテツそごうでした)は、地方私鉄としては斬新だったかと思われます。高浜線と横河原線は、現在一体的に運転されていますが、乗客はほとんどがこの駅で入れ替わるようです。また、松山市駅を通過する普通乗車券では、松山市駅での途中下車が認められています。改札口は横河原方面行きのホームに面した地上に北口、高浜方面と郡中線のホームの地下の南口と2箇所あり、1998年ごろから大手私鉄にあるような自動改札機が設置されていましたが、他駅への設置がなされていなかったことから機械化によるメリットが薄く(一応券売機発売の乗車券は磁気エンコード付きになっていましたが、無人駅も多くある中で車掌発行の車内券もそれなりに存在していました)、また、ICカード乗車券ICい~カードICい~かーどの普及によってかつてのような大掛かりな自動改札機よりもタッチするだけの簡易改札機への移行がベターと判断したようで、2013年度に撤去されています。自動改札機全廃によって、磁気エンコード付きの乗車券を発売する必要がなくなり、券売機も食券用などの簡易的なものに代替されています。

 

伊予鉄726 松山市駅 20160831

伊予鉄道700系モハ726の郡中港行きに乗車し岡田駅で下車、鎌田駅寄りに歩いた場所でカメラ撮り鉄開始です。

 

伊予鉄3302 岡田~鎌田間 20160831②

伊予鉄道3000系クハ3302の郡中港行き

1983年製造の元京王9000系京王電鉄京王3000系(ブルーグリーン)3000系クハ3721で2009年に伊予鉄道入りしています。

3000系は中間車のモハ3100形(京王電鉄デハ3000形)のみ電動車で、両端のクハ3300形(京王電鉄クハ3700形)とクハ3500形(京王電鉄クハ3750形)は付随車になるのですが、VVVF制御・回生ブレーキ採用による回生ブレーキ失効対策としてクハ3300形にもパンタグラフが設置されています。

 

伊予鉄3306 岡田~鎌田間 20160831

伊予鉄道3000系クハ3306の郡中港行き

1984年製造の元京王9000系京王電鉄京王3000系(ライトグリーン)3000系クハ3725で、2010年に伊予鉄道入りしています。

 

伊予鉄3309 岡田~鎌田間 20160831②

伊予鉄道3000系クハ3309の郡中港行き

1987年製造の元京王9000系京王電鉄京王3000系(ブルーグリーン)3000系クハ3728で、2012年に伊予鉄道入りしています。

2011年まで京王9000系京王電鉄京王1000系井の頭線で活躍していた、京王9000系京王電鉄最後の京王3000系(ブルーグリーン)3000系でした。

 

伊予鉄726 岡田~鎌田間 20160831

伊予鉄道700系モハ726の郡中港行き

1966年製造の元京王9000系京王帝都電鉄5000系クハ5710で、1994年に伊予鉄道入りしています。

この編成はモハ716(京王帝都電鉄デハ5109)とクハ766(京王帝都電鉄クハ5859)が1989年に伊予鉄道入りし、当初は2両編成単独あるいは同時期入線のモハ727+クハ767と併結での4両編成で運用され、後年モハ726が追加された形になります。勘のいい方ならお分かりかと思われますが、モハ716の種車である京王帝都電鉄デハ5109はつりかけ駆動の2700系の機器流用で製造された車両であるのに対し、モハ726は元々先頭付随車であるクハ5710だったので、京王帝都電鉄で廃車解体となった中間電動車から電装品を流用して電動車化しているため、床下機器やパンタグラフ周りなどが異なります。

 

この後撤収・・・

 

伊予鉄3509 岡田駅 20160831

伊予鉄道3000系クハ3509の松山市行きに乗車し、松山市駅へ・・・

1987年製造の元京王9000系京王電鉄京王3000系(ブルーグリーン)3000系クハ3778で、2012年に伊予鉄道入りしています。

 

伊予鉄3301 松山市駅 20160831

伊予鉄道3000系クハ3301の高浜行きに乗車。

1983年製造の元京王9000系京王電鉄京王3000系(サーモンピンク)3000系クハ3720で、2009年に伊予鉄道入りしています。

 

この日最後の撮り鉄目的で西衣山駅で下車し、衣山駅方向に歩いて掘割状の区間にある踏切あり第四種踏切(警報機も遮断機もない踏切)でカメラ撮り鉄・・・

 

伊予鉄3310 西衣山~衣山間 20160831②

伊予鉄道3000系クハ3310の高浜行き

1988年製造の元京王9000系京王電鉄京王3000系(ブルーグリーン)3000系クハ3729で2012年に伊予鉄道入りしています。前面上部のタッチアップが・・・

 

ここでしばらくカメラ撮り鉄・・・と思ったのですが、時間的な都合によりこれ1本のみ撮影して撤収。

 

伊予鉄3305 衣山駅 20160831

伊予鉄道3000系クハ3305の高浜行きに乗車し、高浜駅へ・・・

1984年製造の元京王9000系京王電鉄京王3000系(サーモンピンク)3000系クハ3724で、2010年に伊予鉄道入りしています。

乗務員室扉と側扉の間の側窓の上にはうっすらと“KEIO”のロゴの跡が・・・

 

伊予鉄バス227 高浜駅バス停 20160831

バス伊予鉄道バス 愛媛200か227の松山観光港行きに乗車して松山観光港へ・・・

実はバスバスに乗るほどの距離でもないのですが、せっかくバスも乗れる1日フリー乗車券を持っていますので、バスに乗車します。

 

石崎汽船 旭洋丸 松山観光港 20160831

石崎汽船船旭洋丸で広島(広島港)へ・・・

 

石崎汽船 松山→広島乗船券 20160831

乗船券

広島側の船瀬戸内海汽船と松山側の船石崎汽船の共同運航なので、両者の社名が記載されています。ちなみに船石崎汽船伊予鉄道の子会社だったりします。松山~広島間は、船ジャンボフェリーの神戸~高松間より所要時間・距離が短いはずですが、運賃はこちらのが高いです。やはり、瀬戸大橋や明石海峡大橋と競合する船ジャンボフェリーに対してこちらは目立ったライバルがないからでしょうか?

船内の売店では、広島電鉄の1日乗車券と伊予鉄道の1日フリー乗車券を発売していますので、広島電鉄の1日乗車券を購入します。

 

到着した広島港は、広島電鉄(広電)の電車がターミナルに横付けされるように発着しています。

 

広電5012B 広島港電停 20160831

広島電鉄5000形5012Bの①号線広島駅行きに立町電停まで乗車し、この日の宿に向かいました。

 

ところでこの8月31日の伊予鉄道利用には・・・伊予鉄1日フリー乗車券 20160831①

この乗車券を利用したのですが、モトは取れているでしょうか?

 

清水町→古町・・・・・・・・・・・・160円

古町→横河原・・・・・・・・・・・・520円

横河原→港山・・・・・・・・・・・・620円

港山→大手町・・・・・・・・・・・・300円

大手町→県庁前・・・・・・・・・・160円

県庁前→松山市駅・・・・・・・・160円

松山市→岡田・・・・・・・・・・・・260円

岡田→西衣山・・・・・・・・・・・・410円

衣山→高浜・・・・・・・・・・・・・・300円

高浜駅→松山観光港・・・・・・100円

合計で・・・・・・・・・・・・・・・・・2990円

 

一日フリー乗車券で1500円はモトが取れなさそうと予想していましたが、郊外線の普通運賃がアレなので、モトを取るどころか1500円の倍近く利用する結果になりました。余談ですが、2010年の800系引退時に発売された郊外線のみ通用の記念1日乗車券は800円でした。

 

次回からはいよいよ9月に入ります。