今日は夏のような暑さでしたね。乗務中も日中は日差しに刺激を感じました。とはいうものの、ムシムシした感じはなく、からっとした暑さでしたね。ワタクシの自宅からは筑波山が、乗務中の電車からは雪のない富士山がくっきりと見えました。もっとも夕方は今にも雨が降っってきそうな雲行きでしたが・・・。もっとも夏日なのは今日が最後らしい・・・です。
それでは本題、前回記事の続きです。
池戸駅からことでん1200形1216の高松築港行きに乗車し、瓦町駅で下車します。
長尾線の瓦町駅と花園駅の間には、複線化用地を活用した?留置線があって、数編成が留置されています。高松琴平電気鉄道(ことでん)には、琴平線の仏生山駅と志度線の今橋駅に検車区・車両工場があるのですが、長尾線には専用の車両基地がなく、琴平線の仏生山検車区と瓦町駅構内の留置線が実質的な車両基地となっています。その留置線のうち、最も花園駅寄りに留置されていた編成を
留置中のことでん1200形1256
この後、琴平線の瓦町駅~栗林公園駅間の築堤上の踏切へ移動して撮り鉄します。
昨年5月に来たときは、上り電車を撮影していますが、今回は下り電車を撮影します。ただ、時間帯的にビルの影が気になり、あまり満足のいく撮影はできませんでした。それでは撮影順に・・・
ことでん1080形1087の滝宮行き
撮り初めの17時前はこんな感じでしたが・・・
ことでん1080形1081の琴電琴平行き
後の車両が影に・・・
ことでん1200形1205の琴電琴平行き
1970年製造の元京浜急行電鉄700形(2代目)デハ732で、2003年にことでん入りしています。この編成(手前2両)は金刀比羅宮の全面ラッピング電車“しあわせさんこんぴらさん号”となっています。後2両は同じ1200形の瓦町駅ビル“瓦町FLAG”のラッピング電車です。
このあたりから電車は4両編成になりますが、線路・電車がすっぽりと影に・・・
ことでん1080形1083の滝宮行き
後2両は1100形です。今回は1100形に乗車できませんでした。
ことでん1080形1085の琴電琴平行き
昨年同様、四電エナジーサービスの広告ラッピング電車になっていますが、ラッピングの意匠は変更されていますね。
こちらも後2両は1100形です。
ことでん1200形1211の滝宮行き
後2両はやはり1100形・・・
時刻は既に18時過ぎ、ピントも合わなくなってこのあたりで撤収です。
ことでん1200形1214の高松築港行きに乗車して高松築港駅に向かいます。
ひまわりいっぱいのこの編成は、ユニバーサルホームの広告ラッピング電車です。
ことでん撮り鉄はこれにて終了です。
さて、早朝購入した1日フリーきっぷ(1230円)はモトが取れたでしょうか?
高松築港駅→池戸駅・・・・・・380円
池戸駅→長尾駅・・・・・・・・・・240円
長尾駅→高田駅・・・・・・・・・・320円
池戸駅→畑田駅・・・・・・・・・・540円
畑田駅→琴電琴平駅・・・・・・470円
琴電琴平駅→池戸駅・・・・・・680円
池戸駅→瓦町駅・・・・・・・・・・350円
瓦町駅→高松築港駅・・・・・・190円
乗車券購入あるいはIruCa利用運賃での合計・・・3170円
なんと1940円もお得に!
ここだけの話・・・なんて大げさな話でもないですが(笑)、1230円という金額は、高松築港駅~琴電琴平駅間620円の往復運賃よりちょこっとお得ということからの設定のようですね。
高松駅前のうどん店で夕食のうどんを食べ、四国高速バスの“坊ちゃんエクスプレス
”に乗車します。
四国高速バス香川200か231の松山駅行き“坊ちゃんエクスプレス”
高松~松山間の移動は、速さではJR四国の特急、運賃ではJR四国の普通が有利ですが、そこそこ速く、そこそこ安いという観点からは高速バスが有利です。余談ですが、1992年の高松→松山の移動では、JR四国予讃線の夜行列車をバス化した“いよじ号”(予讃線の主要駅に停車する全区間一般道経由の夜行バス)でした。
“坊ちゃんエクスプレス”を松山市駅前で下車、伊予鉄道松山市駅で翌日使う伊予鉄道電車・バス1日フリー乗車券(1500円)を購入し、駅前から市内線②系統(環状左回り)に乗車します。
伊予鉄道50形モハ61の②環状左回り(途中から古町行きに変更)
1957年導入の車両です。
伊予鉄道50形モハ61の車内
一応冷房化されていますが、内装は壁面が木造のニス塗り、床が板張りの油引きという懐かしいちんちん電車です。
車掌乗務時代の車掌台の跡
こんな懐かしさを感じるちんちん電車で夜の松山の街を進み、宿最寄りの清水町電停で下車し、この日の行程は終了です。