京王れーるランドについて、先日より内覧会の記事を書いてきましたが、今日、正式にオープンしました。
たまたま公休(6日は有給休暇でした)でしたので、「アンタも好きね~(笑)」と突っ込まれそうですが懲りずに行ってきました。
今日は平日にもかかわらず、予想以上に多くの人が来ていました。
多摩動物公園駅に到着後、いきなり入口へ・・・ではなく、まずは以前の京王れーるランドがあった場所でテントを出してグッズを販売していましたので、今日から発売の“京王れーるランド展示車両シリーズ第1弾 京王帝都電鉄2400形保存車”鉄道コレクションと、“京王の電車・バス開業100周年記念 京王バスオリジナル5台セット”バスコレクション、濡れると京王帝都電鉄の旧社章が浮き出てくるという浮絵傘を購入しました。
そんな購入品の中から2400形保存車の鉄道コレクションを・・・
まずはありがちな視点から・・・
鉄道コレクション通常品第17弾に含まれていた京王帝都電鉄2400形とは、前面形状や乗務員室周りの配置が異なりますね。
第17弾では運転台が中央だったので、ワイパーが中央の窓に設置され、また通過駅のある列車種別を示す識別灯が未設置でした(保存車では後部標識灯となる上段の標識灯がなく、下段の識別灯が後部標識灯になる)。また、第17弾では乗務員室側面の扉がありませんでしたが、こちらは乗務員室の仕切設置と併せて客扉を移設して乗務員室扉を設置しています。このため、中央扉を境に前後で窓の数が異なります。
こちらは運転台を撤去し、大きな貫通路を設置した連結面
保存に際し、連結相手を失って設置された塞ぎ板も表現されています。この塞ぎ板は、一体で成型されていますので外せません。
ぼやけてしまいましたが連結面の裏側から
とりあえずこの状態では保存車にしかならないということになりますね。
乗務員室改造・貫通路設置後から昇圧後の支線用車220形仕様の製品化を期待しましょう。
床板もきちんと第17弾とは違う乗務員室周りを表現したものとなっています。
買い物のあと、入館券を購入して入ろうとしたところ、入館券をかうために行列が作られていましたので並んで、順番が来て購入→入場と。
入館券は6日の内覧会とほぼ同じ意匠の地紋と券面表示で、サイズは定期券と同じなのですが、地紋についてはれーるランドオリジナルとしなくても、1990年まで使われていた旧社章が羅列された地紋を再現してもよかったのでは?と思いました。
内覧会の時の入館券
館内展示については、内覧会の記事である程度書いていますので割愛します。
6000系の運転体験シミュレーターは本来、入館券の券売機で予約して整理券を買うスタイルのようですが、今日は指定された時刻にシミュレーター付近に集まり、抽選で購入という形でした。1人15分が割り当てられており、停車位置の許容範囲を超えたズレや速度超過など、一定の減点要素が蓄積すると次の停車駅で終了となるようです。ちなみにワタクシは、中級編に挑戦し、調布→千歳烏山間急行で、千歳烏山駅停車位置を2m行き過ぎて終了、点数は90点でした。
内覧会の時に1階と2階の間の階段にある展示スペースが空だったので、何を置くのかな?と気になっていましたが・・・
工作用紙で作られたOゲ ージ?の模型が展示されていました。
社員の方の自作のようで、緑色の2600形と一番下の6000系は一昨年3月の6000系ありがとうフェスタで展示されたもの、5000系は京王資料館で展示されていたものですね。
京王線が京王電気軌道として100年前に開業したときはこんな電車が走っていたようです。
この階段からは、H Oゲ ージのジ オラマもこんな感じで眺められます。
屋外の保存車両展示スペースで撮った画像はまだ取り込んでいないので後日改めて掲載すると思いますが、自分が子供のころに乗ったことある電車だよと話すママや、昔はこんなのだったよな・・・と感慨深くつぶやく初老の男性などが印象的でした。
一枚ドア(片開き)の緑色の電車、板張りの床の2400形 アイボリーの5000系・・・
みんなのあのころの電車、思い出の電車なんですよね。
ワタクシは京王沿線に住んでいたことはないのですが、母親の実家が仙川だったので緑色の2010系やアイボリーの5000系は、子供のころから深く記憶に刻まれている電車です。
そういえば5000系や2010系って、雰囲気とかではなく、嗅覚として独特な匂いを感じるのですが、気のせいでしょうか?:実際に乗車したときと同じ匂いを感じました。内覧会のとき、実は同伴していただいた方がいたのですが、京王線にあまり縁がない同伴の方も「懐かしい匂いがする」と・・・
そういえば、最寄の多摩動物公園駅もリニューアルされたのですが、ホームの乗車位置のステッカーが他の駅と異なり動物たちの足跡になっています。
何種類かあるようなので、興味のある方は確認してみてください。
コアラの足跡