2日間、富山地方鉄道の鉄道全線とセントラムを含めた市内線(市電)全線が2日間乗り放題で4400円(子供半額)です。年末年始のふりーきっぷ(7日間有効で2000円)よりはお得感がないですが、特急料金も含まれていますので、自由席の特急ならそのまま乗車できます。指定席利用の場合は、座席指定料金が必要です。

“ダブルデッカーエキスプレス”の特急運用時は、ダブルデッカーの2号車が座席指定となります。
始発駅からの乗車であれば、事前に富山乗車券センターなどで確保することもできますが、当日無人駅からの突発的な乗車もありますので、その場合には車内で車掌(アテンダントもこなす女性)から購入します。車内では、座席表と着席している座席を照合して発行します。

普通は“(発行乗務員所属部署)乗務員発行”かと思いますが・・・
電鉄富山駅構内の富山乗車券センターの入口にこんなポスターが貼ってありました。

まずは硬券入場券

もっとも最近では、ダッチングマシンが製造されていないという話もあるようですし、やむを得ない所ではあるかも知れません。
普通乗車券

このように日付以外は予め印刷されている常備券と、着駅名がゴム印で捺されている準常備券がありますが、準常備券の方は、額面が高い駅ばかりなので買いませんでした。
特急乗車の際に必要な特別急行券は、料金の違いによって3種類あります。
まずは大人全区間乗車用(200円)

こちらは大人途中乗降用あるいは小児全区間乗車用

最後にこんなものまで特殊補充券
有効区間・使用条件などにより、常備されていない乗車券などを発行する場合に、 手書きで発行する券です。かつては、身障者本人と介添人の割引乗車券などでこのような補充券を発行していましたが、現在は小児乗車券で代用可能となっている事業者も多くなりましたので、あまり見かけなくなりました。
ワタクシの会社でも、かつてはこのような乗車券がありましたが、発行実績があまりにも少なく、納品されてから20年以上も残っているものがありました。
有効区間などは購入時にオーダーできます(希望を聞かれます)ので、一番安い区間の小児で発行してもらいました。
売り上げに貢献とはいうものの、定期券やえこまいかを扱っている窓口でもありますので、並んでいる時などはなるべく避けて買いましょう。