おはようございます。昨日の夜に帰宅しました。
今回、浜松まで行ってきたのは、平日“朝専用”の遠州鉄道30形を順光で撮影するためでした。
遠州鉄道の路線は、新浜松駅から北東の方向に進み西鹿島駅へ向かう線形なので、陽のあたる向きも大半の区間で新浜松方からとなり、西鹿島方はほとんど逆光になってしまいます。ただし、今の時期のような陽が長い時期ですと、西鹿島方からも順光で撮影できるので、それを狙って行ってきました。これから夏休みのシーズンとなってしまうと、4両編成が2両編成になってしまうことも考えられ、そうなると30形の出番がなくなってしまう(1000形と2000形だけで運用を回せる)かも知れないと思い、タイトな日程ですが行ってきたというワケです。
通常、30形は、カルダン駆動のモハ51-クハ61の編成が新浜松方、ツリカケ駆動のモハ25-クハ85の編成が西鹿島方に連結されているため、30形本来の前面形状である湘南スタイルのモハ25は中間に入り、クハ85は西鹿島方先頭、すなわち、逆光となりがちな向きとなってしまいます。
1月に撮りに行った時は、案の定、前面が影になってしまいましたので、陽が長い今の時期は大丈夫かな?と期待し、最初は1月と5月にも入っているさぎの宮駅~自動車学校前駅間で撮影しました。
読み通りに前面にも陽があたってくれました。この顔を順光で撮りたかったんです(笑)
さぎの宮駅に向けてブレーキをかけている場面で、30形独特のツリカケ駆動の電気ブレーキの音を響かせていました。
ちなみに1月に同じ場所で撮影した時はこんなんでした。
天気はよかったのですが・・・
5月のレンズがダメだった時の画像
なんとなくぼやけていますね。
この後は、場所を変えて遠州岩水寺駅で下車し、西鹿島駅方向へ向かって歩きます。
このあたりは、天竜浜名湖鉄道も通っていて、走行音も聞こえてきますし、あちらにも“岩水寺駅”があるのですが、遠州岩水寺駅と乗換えできるほどは近くありません。駅名にもなっている“岩水寺”へは、天竜浜名湖鉄道の“岩水寺駅”の方が近いようです。
後に見える高架は新東名です。
西鹿島駅に到着すると、入換運転を経て1日の仕事が終わります。
平日の朝2往復が彼の仕事です(笑)
西鹿島駅構内の車庫には、廃車前提なのか休車となっているモハ27-クハ89が留置されていました。
褪色でみすぼらしい姿になってしまっています。
次に2000形が増備されれば、間違いなく廃車でしょうね・・・
この編成は、こちら側のモハ27が1974年製、相方のクハ89が1963年製と、製造時期が異なることから、側扉や乗務員室の仕切構造が異なります。台 車も異なります。
こちらは5月撮影のクハ89
新浜松駅に戻って、遠鉄百貨店にある喫茶店でモーニングセットを食べ、東海道線で静岡に向かいました。
~次回以降につづきます~