1992年度は、終車延長と千葉急行開業を主としたダイヤ改正に始まり、7月のスカイライナースピードアップ、12月の空港第2ビル駅開業とダイヤ修正が続き、年度が変わった1993年4月1日にも京急空港線羽田駅(現・天空橋駅)開業による修正がありました。
車両関係では、7月のダイヤ修正に間に合うようにAE100形2編成(AE-148編成とAE-158編成)が入線し、スピードアップに対応できない初代AE車は、AE-70編成1編成を除き運用離脱しました。
1989年度から継続してきた3300形の更新修繕は、3332-3331の2両を以て完了、1976年度から始まった“赤電”の更新修繕がこれにて完了となります。
3300形更新修繕完了後は、AE100形増備により運用を離脱していた初代AE車の3400形への改造が始まりました。
3400形は、初代AE車の走行機器を流用し、3700形を基本とした車体(但し、普通鋼製)と組み合わせた車両です。外観・内装とも、3700形に準じたものとなっていますが、両先頭車車内には、京成初となる車椅子スペースが設置されました。
1993年1月に、AE-10編成を種車とした3408編成が暫定的な組成の6両編成で出場し、3月に中間車を追加して本来の8両編成になっています。
3400形導入により、初代3050形8両(3054~3051編成と3066~3055編成)が廃車となりました。冷房付きの一般車としては、初の廃車となります。初代3050形の冷房改造は1989年度からの施工で、この2編成に限って言えば、改造後の冷房シーズンは僅か2シーズンのみでした。
1991年度後半から始まった塗装変更云々については、3400形の竣工あたりで一定の方向性が定まったようで、ホワイトベースの試験塗装だった3212~3209編成がライトグレーベースに塗り替えられました。
帯はこの3212~3209編成で色々検討して手を加えながら現行のパターンが決まりました。実際に決定するのは、年度が変わってからとなります。
1993.4.1現在の編成表
上野・西馬込・三崎口・羽田⇔金町・千葉中央・大森台・東成田・成田空港
3154-3153-3152-3151+3174-3173-3172-3171
3158-3157-3156-3155+3190-3189-3188-3187
3162-3161-3160-3159+3194-3193-3192-3191
3170-3169-3168-3167+3178-3177-3176-3175
3186-3185-3184-3183
【凡例】
赤字・・・ファイヤーオレンジ 青字・・・新塗装
3150(アンダーライン)・・・FS329C台車(アンダーラインなしはKS116C台車)
3150(全角数字)・・・先頭車(半角数字は中間車)
1993年4月1日のダイヤ修正では、日中の京急川崎行きが羽田駅発着に変更されたのですが、肝心の京急空港線羽田駅が、開業当初ホーム有効長の関係で6両編成以下に限定されることとなり、相互直通運転においても、日中は京急・都・京成の6両編成が活用され、北総車は都営浅草線内を除けば車庫でお休みというのがいつものパターンでした。