1991年と2010年の3711 | ヘタレ車掌の戯言

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昨日の記事で
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コレをネタにした訳ですが・・


電車好きな方は判ると思いますが、京成3700形という電車です。

1991年から2002年にかけて132両が製造された電車ですが、この写真はそんな3700形のデビュー間もない頃の京急線内大森町付近を行く姿です。

この当時は羽田空港へ向かう京急空港線が、羽田空港新ターミナル直通へ向けて工事が始まった頃で、空港線は穴守稲荷~駅名に問題大有りだった羽田空港駅間を運休し、京急蒲田~穴守稲荷間を3両編成の800形で折り返し運行していました。また、都営浅草線方面からの直通急行は京急川崎駅発着となっていました。


当時は前面の種別表示に英文がある他は日本語のみの表示でもちろん字幕での表示でした。

この電車の行先は北総・公団線(当時は小室駅以東が住宅・都市整備公団の路線となっていて、その部分を含めて北総開発鉄道が一体で営業していたのでこのような奇妙な路線名が使われていました)の千葉ニュータウン中央ですが、その表示が“ニュータウン”を強調して“千葉”と“中央”が小さくなっているという、独特な表示になっています。

ちなみに、住宅・都市整備公団所有の2000形(現在は千葉ニュータウン鉄道所有の北総9000形)や都営地下鉄の車両では“千葉”と“中央”を大きくして“ニュータウン”が2段になっていました。

京成電鉄では、1991年の北総・公団線直通開始に伴い、自社千葉線の“千葉中央”行きと混同しやすいと懸念してこのような表示にしたようです。“うすい”行きがひらがななのも、北総・公団線に“白井”駅が存在し、“白井”行きはないものの“西白井”行きはあるので漢字の“臼井”では紛らわしいとして変更されたようです。

種別表示は3600形以来の太い漢字に“EXPRESS”と入っています。これは言うまでもなく外国人旅客に配慮したものと思われますが、その一方で“普通”には英文が入っていませんでした。

その後、行先と“普通”に英文が入った字幕が出現しますが、こちらは字が全体的に細く、若干視認性に難がありました。

あとは、連結器の周りがスカスカですね。スカート履いてません(笑)

だからといってパ〇ツが丸見えって訳ではないですが・・・


で、それから19年経った去年の3711

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場所は京成本線の千住大橋~町屋駅間です。

3700形は1994年登場の3738編成からスカートが装備され、スカートがなかった編成にも装備されました。

スカート装着にどういう意味があるの?見た目?

と思われる方も多いかと思いますが、このスカートは踏切事故などで支障物により電車の運行に必要な機器(ATS受電器・・・アンテナって行ったほうが判りやすいかも?)などを保護するために設置が進んでいるもので、かつては国鉄の比較的長距離を走行する車両のトレードマークみたいな印象もありましたが、20年位前から踏切のある路線で運用される車両を中心に設置が進められました。

そんな中で京成でも3700形と3400形あるいは3500形の更新車に設置はされたものの、それ以外の一般車には未だに設置される気配がありません。


その他には行先・種別表示と運行番号(貫通扉の上の番号)が字幕(行先・種別)とマグサイン(運行番号)がLEDになっています。

行先・種別表示は他社でフルカラー表示が普及しつつある中で表現性に劣る3色表示の表示機に交換されましたが、数年でフルカラー表示(行先は白色のみ)に再度交換されました。

フルカラー表示も交換当初は文字を強めに発光させていたので、地色がわかりにくく、何のための色分けかという感じでしたが、その後表示ソフトの改修で地色の発光を強めにし、文字がそれに埋没しないように無発光の縁を付ける表示に改められました。

フルカラー表示はきれいに発光していれば見栄えがいいのですが、弱視の方にとっては地色が強すぎると文字が読みにくくなってしまうようです。そのために地色を弱めにしたら地色がわからない状態になっていたんでしょうが・・・。


数日前に原型の良さ的なことを書きましたが、この3700形では上の1991年と下の2010年を比較してみてどうでしょうか?


今日は、昨日が職場の忘年会だったこともあって外出するのがめんどくさいとか、フィルムの取り込みなどをやっていたので、ほぼヒキコモリになってしまいましたね(笑)

そろそろ年賀状の準備もしなければ・・・