指つめ注意! | ヘタレ車掌の戯言

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毎日惰性だけで生きているヘタレ車掌の日常です。

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最近、扉に手をついていて、扉が開く際に手が戸袋に引き込まれる事故が増えているようです。特に小さい子供の場合、戸袋に手を引き込まれることがどれだけ危険か理解できていない場合が多く、扉の窓越しに風景を眺めながらついつい手を扉についてしまうわけですが、そのまま駅に着いても扉から手を離さずにいて、戸袋のゴムが張ってある部分に吸い込まれてしまうというケースが多いようです。
戸袋引き込みは1960年代から既に問題視されていたようで、営団地下鉄が1964年に東西線に導入した5000系で、子供が扉付近で立ち止まらないようにするために扉の窓を小さくして風景を見にくくするという強行策?に出たのは有名な話です。
その後も大阪地下鉄や東急、名鉄などで同様に扉の窓を小さくした車両が出現したり、窓の下半分を目隠しして背の低い子供が外を見にくいようにした車両がありました。

しかし、車内が暗くなるとか監獄のようだと、あまり評判がよろしくなく、小窓の発祥となった営団地下鉄でも01系からは手が戸袋に引き込まれても抜きやすいような構造とすることで扉の窓を大きくするように方針転換しました。
私は残念ながら?独身でもちろん子供もいないので、今のところ子育てとは無縁なわけですが、最近の親というか子供の周囲の大人たちは、危険なこととか子供に教育することはしないのか?と疑問を持ちたくなる場面が多々あります。
戸袋の件ももちろんですが、小さい子供を吊り革にぶらさがらせて遊ばせたり、連結部分貫通幌や渡り板ど遊ばせたりする大人を見かけるのですが、本来ならそういう危険を孕んだ部分で遊ぼうとする子供を注意するのが大人であるはずなのに、「危ないからやめさせてください」と注意すれば子供に「車掌さんに怒られるからやめなさい」とおかしな理由で注意したり、あるいは「恥をかかされた」とか挙げ句には「こっちは客だぞ!」ととんちんかんなことを並べて怒りをぶつけてくる方が少なからずいるのが現状です。
それでいて実際に子供が怪我したりすると、鉄道側に施設管理者としての責任を負わせようとするのだから困ったものであります。
確かに吊り革は見方を変えれば遊具っぽくも見えるし、貫通路の渡り板に乗って遊ぶのも面白く感じるのも理解できなくはないですが、電車は遊具ではなく、公共交通機関の輸送機器なのですから、そのことをわきまえて利用していただきたいものです。
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「指つめ注意!」
関西の方では20年くらい前まで普通に見られた表現です。
関西の方では指を挟むというのを指をつめると言うようですが、他の地域の人にしてみれば、指をつめる→ヤ○ザ関係の方が指を落とすみたいに聞こえてしまうという意見があったのか、最近は見かけなくなりました。