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石田陽子のブログ

本を読んだり、映画を観たり。Loveをテーマにしたブログです。恋愛に役立つ楽しい情報もどんどんお伝えしていきます。

生前わずか10篇の詩を発表し無名のまま生涯を終え、没後発見された1800篇近い作品により“アメリカ文学史上の奇跡”と讃えられる女性詩人エミリ・ディキンスン。従来の型にはまらない独特な文体で、自然や生と死、愛と孤独などをテーマに、瑞々しい感性で詩を作った彼女の生涯を20篇ほどの詩を織り交ぜて描く映画『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』が7月29日公開になります。

 

55歳で亡くなるまで、ほとんどの詩は発表されないまま。職業的詩人ではなかったエミリですが、今では世界の多くの芸術家に影響を与えています。ターシャ・テューダーが挿絵を手がけた「まぶしい庭へ」、サイモン&ガーファンクルが彼女にまつわる歌「エミリー・エミリー」「夢の中の世界」をアルバムに収めていたり、チャールズ・シュルツの漫画「スヌーピー」の題材もなっています。

 

この作品を観ると、彼女こそ「詩人」と呼ばれるのに相応しい人だったということがわかるのです。

 

 

 

 

ちなみに、エミリは自分の容姿について「私はミソサザイのように小さく、髪は栗のいがのように固く、眼はお客さまが飲み残していったグラスのシェリー酒のような色です」と語っていたそうですが、家族以外にほとんど交流がなかったので実際のところ、彼女がどんな性格でどんな女性だったのかは明らかになっていません。

 

今回の映画化でエミリを演じるのは「セックス・アンド・ザ・シティ」のミランダ役でエミー賞助演女優賞を受賞しているシンシア・ニクソン。伝説にもなっている白いドレスは、彼女の意志の強さ、孤独、暗闇の中で光る清らかな光のようなイメージと重なります。

 

 

 

 

彼女がいつも着ていたという白いドレスに関しては、心の恋人に捧げたウエディングドレス説や肌が弱く染料負けするという説などあるなかで、映画では父の喪中がきっかけとなっています。

 

エミリの父は弁護士であり政治家としても活躍している立派な存在で、深夜ひとり詩を書くことの許可をエミリは求めていました。

 

作品の中でエミリは目を輝かせてブロンテ姉妹の話をしているシーンがあります。エミリよりも14歳年上だったイギリスのシャーロット・ブロンテが作家志望について意見を求めたところ「文学は女性の仕事ではありません」と言われたというのは有名な話。ブロンテ姉妹たちは最初に詩集を出したとき男性名を使っていました。

 

伝統的な家父長制、既成のキリスト教にただ従うことに抵抗していたエミリ。自分の信念のもとに神と向き合い、自由が得られなかったからこそ魂の叫びが「詩」へと向かうしかなかったのでしょう。

 

ブロンテ姉妹やエミリ・ディキンスンの時代から時は流れたけど、私たちの魂は自由を感じているのか。こんなに言葉や情報が溢れている時代に、心が救われるような力強いメッセージに出会うことって、あるのか。私は、今この作品に出会えてよかったと思っています。

 

 

 

 

■作品情報『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』

監督:テレンス・ディヴィス

出演:シンシア・ニクソン、ジェニファー・イール、キース・キャラダイン

配給:アルバトロス・フィルム/ミモザフィルムズ

公式サイト:www.dickinson-film.jp

(c)A Quiet Passion Ltd/Hurricane Films 2016.All Rig hts Reserved.

 

 

7月29日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー

 

 

オールアバウトの横浜ガイドの田辺さんの案内で、横浜・八景島シーパラダイスに行ってきました。まずは日本最大級の水族館「アクアミュージアム」へ。ウエルカム水槽では、シーパラのキャラクターフィッシュになっている「キイロハギ」が鮮やかな熱帯魚たちと泳いでいます。

 

 

 

 

アクアミュージアムの1F「群れと輝きの魚たち」の水槽では、5万尾のイワシが音楽に合わせて幻想的な泳ぎを見せてくれる華麗なイワシショーが見られます。この「スーパーイワシイルージョン」のスケジュールは、10:30から10:35、12:00から12:05、14:30から14:35、16:30から16:35、18:30から18:35の1日5回。

 

ディズニーのアニメーションが目の前で繰り広げられているような、しかもホンモノが元気に泳いでいて、大人も子どもも目が釘付けに! 私たちも、もちろん12時からのショーを見ました。

 

 

それか、アクアスタジアムには大型のLEDビジョンとライブカメラが設置されていて、シロイルカやカリフォルニアアシカ、セイウチ、バンドウイルカ、カマイルカ、ケープペンギンのショーが行われていました。昼と夜では構成が全く違うようなので、ももくろちゃんZとのコラボもかわいけど、大人のデートには夜のショーでロマンチックな気分に浸るのがよさそう。

 

 

 

 そうそう、イルカ大好きな人は自然光がふりそそぐ水族館「ドルフィン ファンタジー」で今まで見たことのない視点から、思う存分イルカを眺めてみてください。イルカが思いっきりジャンプするところを下から見たことはありますか? イルカと目が合ったことは? アーチ状の水槽をバンドウイルカが太陽の光を浴びて、泳ぐ姿を見るのってかなりロマンチックです。全然飽きないし、自分も海の中にいるような気がしてきます。

 

 

 

 

 

 海に行くと人は癒されるというけれど、海の生きものたちを見ているだけでも非日常を感じられて癒されるし、優しい気分になってきます。薄暗い水槽の前は一緒に行く人との距離も近くなる効果もあるし、大人の遠足はもちろん、デートにも断然おすすめです。

 

しかも、今の八景島はあじさいが見頃。6月25日まで「あじさい祭」が開催されていて、約20,000株のあじさいが咲いています。

 

 

 

 

 ↓下のあじさいは「八景ブルー」という八景島のオリジナルのあじさい。

 

 

 ↓シートレイン「あじさい号」にも乗りました。子どもONLYじゃありません。

 

 

 

お昼はみんなで(真剣に)バーベキュー。海に囲まれた八景島で、大人も一日 楽しく過ごせました。じつは八景島に行ったのも何年かぶりで、旅気分も少しあって、非日常の空間に行くのって私には必要なことだなと思いました。駅から歩いて橋を渡ると、珍しい深海魚や鮮やかな熱帯魚がいて、あじさいが咲いていて……。

 

あじさいにしてもバラにしても、あんなに綺麗に咲いているのは、きちんと手入れをしているからで、イワシショーにしても海の動物たちのショーにしても、いかにお客さんを楽しませるかという裏の工夫があってこそ。そこまでしっかりと感じとることができて、大人の遠足は解散となったのでした。

 

 

 

All Aboutの記事をアップしました。

男の価値をどこに感じる?あなたが結婚に求めるもの

 

 

 (c)2016 - VVZ PRODUCTION - GAUMONT - M6 FILMS

 

6月17日公開のフランス映画『おとなの恋の測り方』は美しくて聡明な女性が、背は低いけれど魅力的な男性に恋をするというラブストーリー。2013年にアルゼンチンで大ヒットした映画のリメイクして、南仏マルセイユが舞台となっています。

 

敏腕弁護士のディアーヌは3年前に離婚したものの、元夫は仕事のパートナーで毎日顔を合わせるためにケンカばかり。ある日、イライラした気持ちを引きずったまま帰宅すると電話が鳴り、ディアーヌがレストランに忘れた携帯を拾ったので渡したいといいます。その男性の名前はアレクサンドル。彼の知的でユーモラスな口調に気分も一変、ときめきを覚えたディアーヌは久々にドレスアップして待ち合わせ場所へ向かうのでした。

 

そして、期待に胸をふくらませた彼女の前に現れたのは、自分よりもずっと身長の低い男性で戸惑うディアーヌ。当てがはずれた彼女は早めに切り上げるつもりが、茶目っ気たっぷりで快活な彼の話術に魅了され、そのままデートへ連れて行かれます。

 

リッチで才能あふれる建築家の彼は、スカイダイビングで最高の体験をプレゼントしてくれたり、ネットでは絶対に検索できない秘密のお店に連れて行ってくれたり、素敵なデートを重ねるうちにディアーヌはどんどん彼に惹かれていくのでした。

 

元夫との関係でお疲れ気味の彼女。新しい恋に慎重になっていることもあり、好きだけど身長差がどうしても気になっていまうディアーヌ。彼女に対して寛容なアレクサンドルは身長差を気にしないほど鈍感なタイプではなく、周囲の視線や彼女の気持ちを敏感に察知したうえで大人の対応ができる器の大きな人なのです。小柄男子、逆にステキじゃない!? とディアーヌを説得したいくらいの気持ちに私はなりました。

 

 

(c)2016 - VVZ PRODUCTION - GAUMONT - M6 FILMS

 

「男の価値は何で決まる?」というのは、恋愛を語るうえで普遍的なテーマですし、改めて考え直すことで自分が本当に何を求めているのかが分かったりします。とにかく、ジャン・デュジャルダン演じるアレクサンドルには身長が低いという弱点があるものの、恋のアプローチからサプライズのデートの演出、女心をつかむ魅力にあふれています。気になる相手の誘い方、印象に残るデートの仕方など「もっと恋したい!」「積極的になりたい!」という人には、彼らの恋の行方を見届けるだけでステキな刺激になるはずです。

 

 

 

■作品情報『おとなの恋の測り方』

監督:ローラン・ティラール 脚本:ローラン・ティラール&グレゴワール・ヴィニュロン
出演:ジャン・デュジャルダン、ヴィルジニー・エフィラ
配給:松竹
公式サイト:http://otonanokoi.jp/
6月17日(土)ロードショー
(c)2016 - VVZ PRODUCTION - GAUMONT - M6 FILMS