REITとは | マクロ経済のブログ

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株式市場で注目されそうな経済のニュースを取り上げています。個人的な独断が多少入っていますが(^^)

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Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)の頭文字で、リートと読む。

投資家から集めた資金や借入金で不動産を購入、その賃料収入や売却益を投資家に配当する。2001年9月に証券取引所への上場第1号が誕生し、現在は41銘柄まで増えた。時価総額の合計は約7兆円に達する。

不動産会社や金融機関が運用を担うスポンサー企業となることが多い。運用対象の資産としてはオフィスビルが約半分を占めるが、最近ではホテルや物流施設を購入する事例も増えている。

政府が専門REITを解禁する方針の介護や医療施設は、事業者と長期に賃貸契約する場合が多く、頻繁に出入りがある住宅より賃料収入の変動が少ないとされる。半面、都心の物件などに比べ、大幅な値上がり益は期待できない。

投資家にとっては不動産に直接投資するのに比べ、小口で安定的な配当を得られる。個人や外国人のほか、地方銀行なども主要な投資家となっている。

リーマン・ショック後は株式会社の株価にあたる投資口価格が低迷したが、安倍政権の発足以降、不動産市況の回復期待が高まり、投資家の資金が流入。全体の値動きを示す東証REIT指数も回復基調にある。