組み立てにネジ締めは必須です。
M12ぐらいまでならトルク管理は体に染みついているけど、さすがにクランクプーリーを止めているM16となると、ねじ切ってしまうことはないと思うけど緩むのも困るので、ちょっと自信がない。
マニュアルでは3000kg・cmとある。(昭和なんでSI、キライです)
手持ちのトルクレンチで一番の力持ちは1800kg・cmなので、足りない
なので、アダプターを付けて作用点のトルクを上げる方法を見つけた。
T=(L1+L2)×T’/L1
L1:手力線から作用点までの距離
L2アダプターで延長する距離
T:目的とするトルク
T’:表示トルク
ちなみに手力線はトルクレンチの握り手にマークが付いているらしい。
じゃあ、ウチのはこれかな?(赤色LEDの表示なので古さ満開です)
測定すると、L1は460mm。
計算すると310mm延長すれば3000kg・cmとなります。
1/2角は加工しにくいので、ヘッドを外したφ19mmを使うことにします。
T型のスライドハンドル。
これをアルミの丸棒で延長します。(加工しやすいので)
こんな感じ。
何とかクリアしてますが、アルミ側の掛かりがちょっと少ない気がする・・・
ハンドルのストッパを削ってドライブ部を外し
タップを立てて
端ギリギリまで使います。
アルミ側にもタップを立てて長さ調整後、固定できるようにしました。
3000kg・cmアダプター、完成(この長さでも計算上はセーフ?)
ちなみに貰い物のメジャーの大きい数字は寸です。(尺貫法の)
次はクランクプーリーの回り止めも考えないと・・・(なかなか進まん)
ではまた。