組立てに向けて準備する | 機械の修理大好き

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壊れた機械は自分で直して使う(バイク、車、自転車、家電等)。ダムやヒコーキも大好き。バドミントンも気が付けば30年、あと何年できるやら。

組み立てにネジ締めは必須です。

 

M12ぐらいまでならトルク管理は体に染みついているけど、さすがにクランクプーリーを止めているM16となると、ねじ切ってしまうことはないと思うけど緩むのも困るので、ちょっと自信がない。

 

マニュアルでは3000kg・cmとある。(昭和なんでSI、キライです)

 

手持ちのトルクレンチで一番の力持ちは1800kg・cmなので、足りないショボーン

 

なので、アダプターを付けて作用点のトルクを上げる方法を見つけた。

 

 

T=(L1+L2)×T’/L1

 

L1:手力線から作用点までの距離

L2アダプターで延長する距離

T:目的とするトルク

T’:表示トルク

ちなみに手力線はトルクレンチの握り手にマークが付いているらしい。

 

 

じゃあ、ウチのはこれかな?(赤色LEDの表示なので古さ満開です)

 

測定すると、L1は460mm。

 

計算すると310mm延長すれば3000kg・cmとなります。

 

 

1/2角は加工しにくいので、ヘッドを外したφ19mmを使うことにします。

 

T型のスライドハンドル。

 

 

これをアルミの丸棒で延長します。(加工しやすいのでてへぺろ

 

 

こんな感じ。

 

何とかクリアしてますが、アルミ側の掛かりがちょっと少ない気がする・・・

 

 

ハンドルのストッパを削ってドライブ部を外し

 

 

タップを立てて

 

 

端ギリギリまで使います。

 

アルミ側にもタップを立てて長さ調整後、固定できるようにしました。

 

 

3000kg・cmアダプター、完成爆  笑(この長さでも計算上はセーフ?)

 

ちなみに貰い物のメジャーの大きい数字は寸です。(尺貫法の)

 

次はクランクプーリーの回り止めも考えないと・・・(なかなか進まん笑い泣き

 

ではまた。