頼んであったOリングが届いたので、コンプレッサーを組み立てる。

何とか汎用のベアリングやOリングがないか探したものの、結局あったのはこのOリングのみ。
S112というサイズ。
しかし、大きな収穫は現車のコンプレッサーのリークはこれが怪しいということ。
税込み1個105円也。

まずはケースのバリなどを削って磨く。
見えなくなるところだけど、アルミパーツは無性に磨きたくなってしまう。
(ちょっとマダラだけど、組んでからまた磨くからいい)

Oリングのあたるところを1000番のペーパーで磨いておく。
エッジでOリングが傷みにくくなるし。
そのあと、はパーツクリーナーで洗浄する。
ただ、この時期冷えた部品に結露した水分がうっとおしい。

固定側の部品をこじらないように注意して押し込む。
ここのOリングは換えなかった。
高圧と低圧の隔離なので多少リークしても問題なしと判断。

銅ワッシャも再利用するので、念のため表面に極薄くシール剤を塗って締め付ける。

ここからはこのスニソオイルを塗りながら作業を進めます。
(スミマセン、しぶとくR12使ってます。)

もう片方の螺旋状の部品に先ほどのオイルを塗ってかぶせ、ボールを並べます。
位置は左のボルト穴とローターの黒いピンを合わせます。(たぶん。)
中央のニードルベアリングにもオイルをたっぷり塗って。

お相手の偏心シャフト。
潤滑状態悪いです。
オイルが入って行き易いように適当に溝を彫っておきました。
ピン穴の横には貫通溝を深さ1mmぐらい。

サビだらけだったベアリングもがんばってサビを落とし、パーツクリーナーとエアーで吹いたら、ゴリゴリ感が消えました。

シャフトをカバーに組み付ける。
このあとボールのリテーナーを黒いピンに合わせてコンコンとハンマーで叩き込みます。
Oリングにはもちろん、スニソオイルを塗っておきます。

ドレンボルトをポートの反対側にしてセットしシャフトを左右に回しながらボルトを少しづつ締めこんでいきます。
ここにはスラスト調整用のシムが入っているのでお忘れなく。

カウンタウェイトとオイルを塗ったメカニカルシールを取り付けます。
シールには一番奥に回り止めがあるのできちっと奥まで回しながら押し込みましょう。
溝を脱脂して、角断面のゴムリングをセットします。

サビサビだったカバーも旋盤にくわえてペーパーで仕上げました。

メカニカルシールの摺動面にもオイルを塗ってかぶせます。
ドレンボルトの逃げがあるので間違いようがありません。

コイルをセットして、Cリングで止めます。

プーリーを圧入して、Cリングで止めます。
シャフトにシムを忘れずにローターを締め付けて、リビルト終了。
回しても引っ掛かりもなくスムーズで、ポートからはげっぷのような排気音も聞こえます。
これはあくまでスペアです。
次は実車のコンプレッサーを直します。