実は毎日が縁日の「1日1仏」

 28日は多くの神仏の縁日でもある。

大日如来、不動明王、鬼子母神、三宝荒神……。日付での縁日は、日本に仏教が伝来した時に入ってきた「三十日秘仏」という中国で始められた「1日1仏」という信仰を元に日本で変化しながら広まったものといえる。今でもこの日に秘仏を開帳するなどして縁日を過ごすお寺も残っている。また、日本では仏教と神道などが習合したことから、大日如来は不動明王の化身であったり、盧舎那仏や天照大神と同一視されたりもするので、縁日は広く変化もしている…


ライター/鈴子さん


だよねー

そのなかでも鬼子母神は、

よく見かける気がする。


 自身が子だ沢山でありながら、他の子はとって喰らっていた鬼子母神(訶梨帝母)。自分の子をお釈迦様に隠され嘆き(私の子はどこー😱)

釈迦の理に諭され観念し仏法に帰依た…。

夜叉から菩薩へ… メデタタシメデタシ…。


って、ほんとかなぁキョロキョロ




自分がやられて嫌なことは他人にやらない


当たり前だけど、完璧に出来てる人って少ないよね?

居ないかもよ。


だから人は人を裁けない (キリストも言ってるよね)

人間界で人間同士が平等公平平和を保つために、社会通念的な人間界のルール(法)がある。

仏法は心の法だから、道徳基礎 倫理よね。



鬼子母神は、行者や仏道に励む人、法華経、を守護する神とも言われるね。


なぜか…


私が思うに、

お釈迦様の説得に負けて渋々ながらも他人の子を食わないと約束をした。その約束が、法を守ること。

仏法を守れば必然的に殺められない(捕食できない)からね。(とって食べちゃダメ🙅)


仏法を守っていけば、自然に僧(行者やお坊さん、仏道に励む人)に手出しは出来ない。


ともかく流れで仏法僧の三宝を守ることになる。

必然的善意者の道w (内心は置いといて)

お釈迦様スゲー (笑)


鬼子母神は 阿修羅だなとおもうわけ。

阿修羅は六道解釈でも、人間界より下だとか、天界より上だとか イロイロ言われるけれど、

阿修羅的な心の性質により上下(優劣)は異なるのかと思う。 

六道輪廻の層ソノモノが固定ではないと思っている


阿修羅的性質の絶大なるメリットは向上心だ。

これが善意ある方向へ向かい続ければ、天界の神々よりも勝るし、菩薩や明王如来さえも称賛するだろう。 


他者を蹴落とし、他者を嘲笑い、他者の利益を貪る

(ここの利益とはお金の事だけではない)

自分の優越の為に、自分の得だけのために、

自分だけは守られたい… そんな向上心は餓鬼畜生の阿修羅デメリットである。

同じ意欲(向上心)なのにね~

欲の作用って幅広~い 



鬼子母神は強い信念のある神なのだとおもう。

そして母性(我が子だけに情がある事は愛ではない。ただのエゴ)


自分と自分の子だけが優れていると思うのは

自分が優れているといいたい事と同等。

自分の子がいればうれしたのしは

自分が嬉し楽しければいい事と同等



そんな夜叉、鬼も、三宝から仏道に励み祀られるほどの神になったのは、約束(契約、ルール)を守り、帰依しちゃったからなと認め、決めた自覚、覚悟があるから。

高次の存在は約束破った方がプライドも品格も傷つける事になるチュー自分への不利益であるということもよく解っているはず。



だから行者、法華経の守護神向きだと考えるのでしょう。とおもうわけ。


鬼や天部、人格の強めな神々との約束や礼儀を欠くと、しっぺ返し(罰)が速く大きく来るのは、神々本人たちも励んでいるから。(願いも速ければ罰も速い)

信頼や、祈願者本人の信念がなければ、バランスが合わないのだらか、とって喰われても文句は言えない。 それが神のルール。



仏に帰依した鬼子母神… 

仏のルール(法)には深い慈悲システムが組み込まれているからね。その慈悲システムの隙を抜けるのも、抜けさせても仕方がない相手(罰を受けてもしょうがないようなモノ)が来るのも、まれなのかも知れないけど、まーぁ仏の法則に監視されてて善かったわね。と思うのでした。








付録


鬼子母神って言えば東京「入谷」

おそれ入谷のきしもじん🎶

って句を思い浮かべる。

近くに住んでいたからな。


猫あら、どこかお出かけ?

カエル鬼子母神の朝顔買いに行くのよぉ オホホホホ。

とか挨拶してたよなーぁ 懐かし…。


恐れ入谷の鬼子母神

おそれいりやのきしもじん


相手の言うことには同意するが、そのまま認めるのは癪に障るとの意で用いる地口。「おそれいる」と「入谷(江戸の地名)の真源寺に祀られる鬼子母神」を掛けたもの。

/なんのお前様、唐人の化けの皮を一目で引ん剥いだ、御眼力、お若えが恐れ入谷の鬼子母神……へっへっへっなんでごわす? ま、そのお話てえのをザッと伺おうじゃアげえせんか、あっしもこれで甲州無宿山椒の豆太郎――山椒は小粒でもピリッとからいや。(林不忘 『丹下左膳 乾雲坤竜の巻』)

恐れ入谷の… 


おおお!

考察が近くなってきた爆笑