珍しく、映画を観に行ってきました。
(水曜はちょっとお安いのね)
あまり映画見るのは好きではないのだけど、(音が大きいし、周りが気になるし、どうせなら家でゆっくり見たい派なんです)どうしても気になる映画があって。
そこまで座席数が多くないところでしたが、満席でした。
主演のお二人の演技が自然で。
ストーリーも自然。
発達障がいの家族の日常を誇張しないで、わりと淡々と切り取った感じです。
大事件とか起こりません。
あるあるの発達障がいの日常が描かれています。
見ていて、私はやっぱり、主人公の当事者より、親や姉の心情に共感してしまいました。
なんとも言葉にするのは難しいですが。
もちろん当事者の気持ちも考えなきゃです。
もちろんいろんな人がいていいし、多様であっていいのですが。
本人もいろいろ辛いのでしょうが、
周りは周りでいろいろ気持ちがあります・・・。
何とか少しでもわかり合えたら、という気持ちから、こうやって映画を見に行ったり、本を読んだり、ネットサロンで発達障がいの勉強をしたりしているのですが、
なかなか当事者の気持ちに共感できる域には達しない未熟者です。
「みんなちがってみんないい」
けれど
「ちがうもんはちがう」
ちがっていい、同じでなくていいんだけど。
本人もつらいだろうけど、周りも(ちょこっと?)大変なんですよ・・・。
映画の中で真鍋かおりさん演じる母親が、
「頑張ればフツウになれる、確認していればフツウになれる」
って思いで娘に接していましたが、
私は
・息子のうっかりは治らない
・うっかりでなければ、もうちょっと勉強できたのに、うっかりだからもう限界だろう
→頑張っても、フツウにはなれない
って思っている。
どっちが毒親だろう。
(どっちもどっち・・・)
あぁ、今日は、息子、習字道具を忘れていった・・・。
消しゴムが2つ、鉛筆が3本、ハサミと定規が出しっぱなし。
毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日
息子の散らかしたものを片付けている。
終わりがない。