PET-CTの検査結果が出るまで2週間。
四六時中気になんてしてませんが、1日に一回くらいは「ほんとに癌だったらどうしよう」と考える時間があります。
皮膚筋炎tif1-γ抗体と診断されてから
「癌になったらどうしよう」というのはずっと頭の片隅にあります。
最近は、「癌と合併しやすい抗体持ち」という状況に慣れてきちゃって、
皮膚筋炎と診断された当初のように、やみくもに悲嘆にくれたり不安になったりしなくなってきました。
「癌かもしれない」と再検査になったのも、もう3回目だし。
3回目だけど、3回が3回とも症状はないし、皮膚筋炎じゃなかったら、tif1-γ抗体じゃなかったら、そもそもこんなに頻繁に癌の検査をしていなかっただろう。
素人なりに癌について調べたり、保険について調べたり、実際にスキルス胃がんで診断から4ヶ月で逝った母を見てきて実感するのは、
よくも悪くも、癌になって実際に死ぬまでには、多少なりとも時間があるということ。
(準備ができる。くも膜下出血とか交通事故とか地震とかで突然の方が怖い。)
自分が皮膚筋炎になって、その直後に癌で母を看取ってから、
素人なりに「息子が小学生のシングルマザーが死んだとき」の準備は、日々の生活の中で自然に意識しています。
・保険や貯蓄や投資を整理して、実弟と情報共有
・自宅に余計なモノを増やさない
・息子が実弟に引き取られて海外移住になっても困らないように最低限の英語教育はしておく
・息子に私の病気のことをちゃんと説明しておく
・ある程度、部下を育てて私の仕事をわかるようにしておく
など。
まだいろいろ足りないんだろうけど、あんまりそっちに生活を振りすぎてもなぁ・・・なんで、まぁ、ほどほどに。
皮膚筋炎になって、20歳くらい人生を先に進んでしまった感じです。
40歳台で発想がすでに老後です。
むしろ、私が死んじゃった方が、息子も早くに海外に出られて(実弟夫婦に引き取られて)、保険金やら遺産やら残るし東京の不動産(自宅マンション)も今なら高く売れるし、それはそれで息子にとってそう悪いことではないんじゃないかと思ったりもします。
(この先、中学受験の過程で過度に期待して毒親になって潰しちゃうより、むしろいい・・・)
私自身は、息子の成長を生きてもっと見ていたいと強く思いますが、多分、息子は私が死んでも大丈夫・・・だと思う