小辺路(1日目) | My chillaxing life

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主に、自由、気ままなアウトドアライフについて寄稿します。

 熊野古道中辺路へのチャレンジの日(5/16)がやってきました。橋本駅近くの駐車場に車を停めて。 



 5:13 発の高野下駅行があるので、足早に駅構内に入ると、駅員さんが、「高野山に行かれますか? 

    この電車は、極楽橋駅には行きませんので、次の5:42 発の高野山極楽橋駅行に乗ってください。ホームに待合室がありますので」と優しく丁寧に説明いただきました。


 
 電車を降りて、ケーブルカーを乗り継ぎます。かなりの急勾配でした。私一人だけの乗車でした。



 高野山駅に到着、駅前には高野山行きのバスが待ち構えていて、バスの運転手さんに行先を確認してバスに乗車しました。


 
 ユーチューブによると「女人堂」のバス停に降車して歩き始める。とあったので、運転手さんに「中辺路を歩くのですが、女人堂で降ります」と言うと、「女人堂からはいったん下って、中辺路の入口まで、まあまあ歩きますよ。」、で、運転手さんがいわれたバス停で降り、いざ。



 出発して10分後に、いきなり道を間違えたものの、とりあえず「ろくろ峠」着。その後、思い込みで、峠を右手にとり山中へ進むと、またまた何やら道が違うような??

 よーく山アプリを確認すると、そのまま真っすぐ進むらしい。と判明。(先が思いやられます。)



 今回のザックは、一応テント泊も想定されるので、テント装備込みで約15kg少々。軽量ザック導入で、1.2kgの軽量化が図られました。



 本日の中間地点にあたる大股バス停に到着、ここにはトイレ🚻もあり、自販機もあります。有り難い休憩場所です。

 ので、ここでまったりと約40分も休んでしまいました。



 熊野古道世界遺産登録20周年の旗がありました。叔母子岳避難小屋まで、延々と登りが続きます。



 最初の避難小屋「萱小屋」です。ここは、なかなか贅沢な暖炉があり、かつ薪も無料で暖かく夜を過ごせそうでした。ので、今宵の宿はこの小屋にしようかと少し悩みました。

 それと、小屋の脇には缶ビールや缶ジュースが冷水に冷やしてあります。(ビールは300円、ジュースは200円だったと記憶しています。山では格安ですね。)


 
 小屋の内部です。3〜5人がゆったり泊まれます。



 ビールはこの先を考えて断念、缶ジュースをいただきました。



 大股バス停と叔母子岳の中間地点までやって来ました。今日の走行距離は約25kmです。残り3.5km+αです。💦


 
 伯母子峠から伯母子避難小屋までは、思いの外距離がありました。



 小屋には、誰もいませんでした。とりあえず、今晩等明日朝の水を確保するために、指定の水場へ。(この水場も、かなりの距離がありました。)これまた新規導入した浄水器で沢の水を浄水して約2リットルを確保しました。


 早い夕食の準備をと考えていた時のこと、小屋のドアがバタンと。二人の登山者が入ってきました。10分ほど、挨拶がわりの話しをして、私が「ところで、何方から来られました?」と尋ねると、「広島府中です」と言われるや否や、私を指差して「Kさんですか?」、私もすぐさま「もしかして、Fさん? まさかまさか、ここでお会い出来るとは」と、約20数年ぶりの再会を喜び合いました。


 こんな偶然があるんですねぇ。Kさんには、最初の北アルプス針ノ木岳へ案内していただいたバリバリの山岳部だった、正真正銘の登山家です。奥様とは、私は同じ職場でした。


 そこからは説明も要りませんね。山談義に華が咲き、持参されてたビール🍺や老酒🍶で酒盛りが始まり、すっごく楽しい夜となりました。


 2日目に続く…