いやー、自分でいうのも何だけど、昨日の晩ごはんに作ったチキンのクリーム煮は美味かった。嫁さんも息子も気に入ったみたいだから、また作るとしよう。
さて…
今回私が購入した61スピードタイマー、ご覧いただいて分かるとおり、センターのクロノグラフ秒針が針ズレを起こしています。
あとプッシュボタンの戻りも悪い。いずれも出品者さんが商品説明にきちんと明記してくれていたので、予め承知の上で買ったのだけど、やはりここはキチンと修理して気持ちよく使いたいですよね。
針ズレの方は、一旦クロノグラフ秒針を外してからゼロ位置に差し直せば良いだけのような気がするけど、どうだろう?プッシュボタンの方は、中に古い油とかヨゴレが溜まっているだけだろうから、洗浄だけで何とかなるのでは?
まぁ考えていても始まらないから、まずはやってみよう…とその前に、一応こいつに目を通しておきます。持ってて良かった、整備マニュアル!
これをフムフムフムと読んでいくと、早速こんなことが書いてありました。
なんと、中枠の出し入れはプッシュボタンを両方とも押しながらやれというのです。へーっ、なんでだろう?それは分からないけど、マニュアルにそう書いてある以上はそれに従って作業を進めていきましょう。まずは裏蓋を外して…
自動巻きのローターを外します。
次に問題の中枠。書いてあったとおり左手の人差し指と中指でプッシュボタンを押しながら、右手に持ったピンセットで外しました…
更に巻き真を抜いて…
ケースをひっくり返したら中の機械が出てきます。
ところで、よく見たらプッシュボタンがさっきよりも飛び出して見えない?そう思って軽く引っ張ってみたらスルッと抜けました。私はてっきりCリングのようなもので裏から固定されていると思っていたのだけど、違ったのですね。
プッシュボタンはケースの外から差し込んでいるだけ。じゃあどうやって抜けないように固定するんだ?あっ、そうか!中枠か!プッシュボタンの先端を中枠に引っ掛けて固定しているんだ。だからプッシュボタンを両方とも押した状態で中枠を外す必要があったわけね。なるほどぉ、1つ賢くなった。
続く。