TVでジャイアントロボを観て、すっかり腕時計に魅了されたヤス少年(←私)、早速母親を捕まえて「実は腕時計が欲しいのだが」と談判したのでした。

 

が、たかが幼稚園児に当時の親が腕時計みたいな贅沢品を買ってくれるわけもなく、念願叶って私が腕時計を買ってもらえたのはそれから数年後、小学4年生になって1人で塾とか習い事に通うようになってからでした。

 

買った場所は京浜東北線(根岸線)山手駅近くの時計店。当時は父親の仕事の関係であのあたりに住んでいましたのでね。


母親と2人でその時計店に行ったときのことは昨日のことのように覚えています。お店には自転車に乗っていったのだけど、行く道中、自転車のペダルを漕ぎながら、私は嬉しくて嬉しくて、幸せで幸せで。なんせ腕時計の入手は数年来の夢でしたのでね。


でも良かったのはここまで。店内をひと通り見て回った母親が「これにしときなさい」といって指さしたのは、セイコーのディズニータイム。


もうね、見た瞬間思いました。おいおい、これだけ色々ある中で、よりによってこれか?これなのか?(画像拝借しました)