昨日はヤフオクで見つけたクラウン(但しフランケン)について記事にしたので、今日は私も朝クラウンをつけて家を出ました。因みにコイツもフランケン。作った本人がいうのだから間違いない。入手はヤフオクだけど、届いてみたら中の機械が21石のものに交換されていたので、19石の機械を調達してきて即交換。ついでにリューズも自分の好みに合わせてやや大型のものに交換しました。あとこれ、もしかしたらケースも後で交換されているかもしれません。見ていて何となくそんな気がします。

 

さて…というわけでこのクラウン、正真正銘のフランケンではあるけれど、それを喜んで使っているところからも分かるとおり、私はその点は全然気にしません。金属機械である時計は、使用や経年でへたっていくのは当たり前。製造当初のオリジナルの状態を永遠に維持することなど不可能だし、修理(パーツ交換)も不可避。そもそもどこまでが必要な修理でどこからがフランケンかについて明確な線引きがあるわけでなし、そこに拘ってもあまり意味はなく、かえって自分が疲れるだけかなと。


でも、そんな私にだってオリジナルに拘る人の気持ちは理解できるし、そういう他人の気持ちは可能な限り尊重したい。だからです。よほど信頼できる人がいてその人が欲しいといってくれれば別ですが、そうでない限り、このクラウンは私が墓場まで持って行こうと思います。