少し前にいつものヤフオクでアンティークのセイコー(クラウン)を入手しました。もちろん私のことだから、入手したといってもバキバキの未使用デッドストック品などではなく、風防が割れて文字板はシミだらけ、ケースもキズだらけの中古品。でもそれで良いのです。今回の狙いは正にそれ。私が欲しかったのは中の機械だけだから。とりあえず動いてくれれば万々歳、駄目でも文句はいいません…っていうか、いえません。だってこれ、送料込みでたったの2千円ちょいだったのですから。

 

でも嬉しいことに今回のは大当たり。外装の見た目に反して中の機械はとてもキレイで、届いたとき角穴車のネジが緩んでいたからリューズを使ったゼンマイの巻き上げができなかっただけで、ネジを締めたら元気に動き出してくれました。


ところで中の機械だけ欲しかったって、一体どういうこと?いや、実をいうと、こいつの前に外装に惹かれて同じくヤフオクで入手したクラウンが1つあったのです。ところがそいつの機械が、本来なら19石のやつが載ってなきゃいけないのに、悲しいことに21石の、しかも状態があまり宜しくないものに載せ替えられていたのですよね。だからオリジナルとはいわないけれど、それに近い姿に戻してやりたかったのです。いくらガッチャ肯定派の私といえど、こういうお作法に反するやり方は許せないので。


因みに下の画像が今回入手した機械です。こんなものが2千円ちょいで手に入ってしまうのだから、やっぱりヤフオクは偉大ですよね。これのおかげで私は今でもこの趣味を続けていられるのだと思います。いや、マジで。