日曜日の今日は嫁さんと2人で三宮に買い物に行ってきました。嫁さんが来月鹿児島で開かれる学会に出席するというので、そのときに持っていくのにちょうどいいサイズのスーツケースを買うために。お陰様で嫁さんも足の方は随分良くなりました。見ていると未だに歩くスピードは遅いし、つっかえてばかりだし、しゃがんだり階段を降りるのは難しいしで、本当に1人でスーツケースを抱えてそんなところまで行って大丈夫かいなという気がしなくもないけれど、本人が行きたいというのだから、きっと大丈夫なのでしょう。それだけ自信もついたのだと思います。去年神戸で学会が開かれたときとは大違い。あのときは恐る恐る、でもちょっぴり期待を持って行ってはみたけれど、やはり隣の会場までも自分の足では歩いていけず、結局は途中で断念して泣きながら帰ってきたので。後でその話を聞いて私も泣いてしまったのですよね。悔しくて悲しくて。うんうん、そうやって考えたら人生悪いことばかりではない。ちゃんと良いこともあるではないか。これだけ良くなったのだから…と思っていたら、偶々入った神戸阪急のグッチで地獄が待っていました。学会では色々な人と名刺交換するからちょっと名刺入れを見てみたいというので入っただけなのに、出てきたときに何故か私は新作のトートバッグと財布が入ったデカいショッパーを手に持っていたのです。払ったのはL型自動巻きの中でも最高峰のグランプリ100、それも人気のスクリューダウンリューズモデルのデッドが余裕で買えるくらいの金額。おいおい、お前さん正気か?どこにそんな余裕があるんだよ?…それは分かっているのです。でも、のろけるわけじゃないけど私は自分にできることなら何だってしてやりたい。嫁さんの喜ぶ顔が見てみたい。結局のところ、私はいま幸せなのだと思います。すんません。こんな話で。