スイス時計の中でもインター(IWC)は昔から割と好きで、手巻きのcal.89あたりを積んだアンティークはよく買ったし、現行品では(…といっても20年近く前ですが)青針のギーゼクロノやGSTアクアタイマーなんかも買ってきました。もう全部売っちゃったけど。


さて、そのインターから今年の新作、パイロットウォッチ・マーク20が発売されたことは皆さんもご存知のとおり(画像お借りしました)。


このマーク20、サイズも含めて外装デザインは前作のマーク18から殆ど変わっていないように見えるけど、中身が汎用ムーブメント→自社製cal.32111に変更になっているとのこと。でもこのcal.32111、ベースはリシュモン・ムーブメント(設計はカルティエ、製造はヴァルフルリエ)なので、それって自社製かあ?ということが今あちこちで論争になってます。インター自身は、このムーブメントはヴァルフルリエと共同開発したもので、自社で設計、組立て、調整もしているから自社製なのだといっているようだけど、いや、それってやっぱり自社「製」とはいわんやろ!という声が多数のようで…。


「自社製」ムーブメントでも「自社」ムーブメントでも構わない。そんなことより私が気になるのは裏蓋の飛行機の刻印です。いくらパイロットウォッチだからって、なんでこんな子どもじみたことをするかなあ?このあたりのガイジンの感覚というか無邪気さが私はどうも苦手です。時計自体は悪くないのに、裏蓋がねえ…(これが好きな人には誠に申し訳ないm(_ _)m)。