今日は月に1度の東京出張。直前までは午前中の会議をサボって銀座に時計を見に行くべきか、行かなければならないのではないかと割と真剣に考えていたけど、やっぱり面倒なので止め。


実はこのやる気のなさが最近の私の課題であるなと密かに思ってはいるのだけど、それについて考えるのも面倒なので(おいっ!)、この点についてもいずれまたそのうちに、気が向いたらということで。


さて、手元に届いてからというもの、私はずーっと、それこそ風呂に入るとき以外は寝るときも常にこのBB0050センターブリッジビヨンを腕につけています。かねてより欲しいと思っていたのは事実だけど、まさか自分がここまで気に入るとは思わなかった。

 

この時計、ケース径は38.5ミリとそれほどでもないけれど、厚みはビッグマックと呼ばれるだけあって相当なものだし、ケースには前オーナーがつけたと思われる無数の、中にはどうしてこんなところに?と首を傾げたくなるようなキズも多数あるほか、よく見ると青焼きの針やネジには錆まで浮いている。

 

でも気にしない。中国製で、しかも10年落ちの中古ともなればそれくらいは当たり前だし、逆にその方がこちらとしても気兼ねなく使えるというもの。

 

それに元々このBB0050はコンディションで選べるほど数が出回っている時計ではない。中でもこのインデックスがローマ数字で12時赤のエスエス商会さん別注モデル、こいつは誰も手放さないからか見つけたときに購入しておかないと次はいつチャンスが訪れるか分からないものと認識している。

 

ブランド末期のモデルだけに、製作者の拘りよりも妥協とか苦悩をより強く感じさせる。実際安っぽいし。でもそこがまた私には悲しくも愛おしく思えてならず、今のところ他の時計につけ替えようという気は全く起きません。控えめにいって最高すぎるくらい最高なのです。


ならデイトナとどっちが良いかって?


そりゃデイトナです(そっちかよ)。