マンション時代が長かったので、この土地を買った50代後半の時期は、琵琶湖を借景とした場所に住むことに憧れ、170坪の土地を購入して、100坪以上の庭と4台分の駐車場と小さな家を建てた。
購入した若い頃は、自分の庭の手入れが出来る事が喜びで、辛いと思った事は無かった。しかし、この土地に住んで20年も過ぎると、庭に植えてある木々も、大きく育ち、管理が大変になってきた。
リビングから、毎日見つめている庭が、時間と共に雑草が元気に大きく育つ姿を見て、苦々しく思うことも多くなってきた。
3~10月の夏場が私にとって、試練の時期になる。幾ら庭を綺麗にしていても、数週間後は、雑草が元気よく成長し、元の荒れた状態に戻ってしまう。
特に今年の暑さは異常で、7~8月は余りにも暑く、庭の手入れが出来なかった。
雑草が信じられない位大きく育ち、琵琶湖の借景の邪魔をするようになった。
9月中旬になった今、今年最後の庭への挑戦が始まる。2日や3日の戦いではない。数週間の戦いになる。
これに勝利して始めて、理想的な大きな庭の良さが際立つことになる
大きな庭の管理がこんなに大変とは知らなかった。知っていたら20~30坪の小さな庭に、大きくなる木々を植えずに、いつも綺麗な庭で琵琶湖の借景を楽しんでいたと思うと、大きな庭を見て、いつもため息が出ます。夏が嫌いになりそうです。
10月が過ぎると雑草の成長も止まり、来年の2月末まで、漸く我が家の良さが堪能できる時期が始まります。
昔は冬は嫌いだったが、最近は冬の方がよいと思う様になりました。はっきり言って冬が好きになりました。雑草との戦いから解放される事は、寒さなんて問題になりません。
自分が決断して購入した土地である。こんなに雑草との戦いになるとは思いもしなかった。今から逃げ出す訳にも出来ません。
命ある限り、大きな庭の手入れを欠かさず、綺麗にするのが、私の使命と考え、毎日雑草取りに精を出しています。