前話の「思い込み」を読んだ長女からのラインである。まず冒頭に、20年間ブレーカーを触った事が無かったと言う事に、驚いたようである。

長女の家では子供が小さい頃は、使用していない部屋のエアコンのブレーカーは落としていたし、リビングや寝室のエアコンも使わない季節にはブレーカーを落とすようにしていた(節電や環境にやさしい)。

今回大事に至る前に、ブレーカーの場所と使い方を学べてよかったですねと一応褒めてくれた。そして、この機会に非常時の対策も検討して下さいと指示された。

長女はリビングと寝室には、懐中電灯が必要だし、簡易トイレも家族の分用意しているようです。神戸の大学に通っている娘にも、非常時セットを一式渡してあるとのこと。

お父さんの住んでいるヘーベルハウスは、つぶれないけど、電気水道ガスはとまるからね。今日のブログは注意喚起と言う意味でとても良いと思うし、これを教訓に「こんな非常時対策をしました」、と言うブログを書けば更に共感を得られると思いますと綴っています。

何と言う事でしょう。長女はいつか起きると思われる災害に対して、いろいろ考えて備えをしていたんです。簡易トイレまで用意しているなんて信じられません。

確かに停電になるとシャワートイレの水も流せません。私は、そんな時は大きな2階のベランダに幾つもある雨どいの排水口で、おしっこをすれば問題ないと思っていました。

私は、懐中電灯さえ用意していなく、暗くなったブレーカーの前で慌てふためいていました。危機管理意識に関しては、長女と私は、天と地程の違いがあります。長女はスーパーウーマンです。

ヘーベルハウスに住んでいる私は、どんな地震がきても、生き延びれると思っていました。それ以外は何も用意していません。危機管理意識の脆弱さがもろに出ている証拠です。

取り敢えず今回の事件で困ったことは、暗くなると何にも見えなくなる事でした。とても困りました。その時思った事は、絶対に懐中電灯は必要だと言うことです。

私は、早速アヤハディオに出かけて、懐中電灯を2個買いました。これが現在の私の危機管理意識の変化です。