私の家の玄関には、いつも2000㎖容量のペットボトルの緑茶の箱が積まれている。

2週間に一回のペットボトルの回収日には、平均10個以上の空のペットボトルがポリ袋に入っている。これは、一日平均1500㎖以上のお茶を消費していることになる。

その他に薬剤やサプリメントを服用する時と夜間の水分補給としてコップ3杯以上の水を飲んでいる。コーヒーも一日に1~2杯飲むが、もちろんブラックコーヒーである。

私の一日の水分補給はお茶と水とコーヒーだけであるが、以前からこの様な習慣があった訳ではありません。これにはキッカケがありました。

15年前に約4ヶ月間の世界一周旅行をした時で、船上で飲む水分は、好き嫌いに関係なしに、船上で造られた海水を蒸留した水しかありませんでした。

初めはかなり抵抗があったが、それ以外の水分と言えばビールぐらいしかありません。毎日そう美味しくはない、無味無臭の蒸留水を飲み続けた結果、水分補給は水でも、何の抵抗もなく飲めるようになった。

それまでは甘味料の入っている飲み物もよく飲んでいたが、これを境に水分補給はお茶や水のような飲み物の方が、体がスムーズに受け入れてくれるようになった。

何の知識も無く、水分補給として日常的に甘味料の入った飲料水を飲んだり、食べたりしていた頃と比べると、随分健康的な生活が出来るようになった。水分補給をお茶と水にしてから、体質が少しづつ変わってきたように思える。

グルコースやフルクトースの含まれた飲料水を避ける様になって15年経過するが、不安定であった体重や空腹時血糖値も安定してきて、体の調子も良くなってきた。

船上でやむをえず飲んでいた蒸留水に、抵抗感がなくなったのは、体が馴染んだことが大きい。もし、世界一周旅行をしていなかったら、今のような習慣は無かったと思っている。

今は体に易しい水分補給は、私の健康を維持するためには、欠かす事が出来ない習慣であり、お茶と水がベストと信じている。