スランプとは、自分のコンディションが悪くなっている状態のことを指します。心身の調子が一時的に不振になっている状態で、実力が発揮できず、成績などが一時的に落ち込んでいる状態を言う。

全米女子ゴルフ前の渋野日向子の状態が、まさに大スランプの状態だったと思います。自分で良かれと思って、スイング改造に取り組んだが、その結果が予想に反して、スランプにはまり込む原因になってしまった様です。

一度スランプに陥ると、そこから抜け出すには普段の何倍もの努力が必要になります。

私も長い会社員時代にスランプに陥りそうな瞬間を何度も経験しました。私にはこれ以上自分を追い詰めると再起不能になる気がして、一切自分を追い詰めることを辞めた経験を何度も持つています。

どんな人にもスランプは襲い掛かります。私はその怖さを熟知しており、いかにしてスランプに落ちいらずに、すり抜けるかを常に真剣に考えていました。

今まで順調に進んでいた仕事が出来なくなり、辛い思いをした事もありました。自分が大スランプに陥らなかったのは、自身が耐えれる限界を理解していて、如何にスランプに陥らないように、事前にキャッチして、的確に対処していたからだと思っています。

渋野日向子も、事前にスランプに陥る怖さを知っておれば、あれほど自分を追い詰める事は、しなかったに違いない。とにかく、苦しみながらも漸く、スランプを脱出したようです。

周りの人が、もう少し暖かく彼女を見つめ、的確な言葉をかけていたら、あそこまで苦しいスランプに陥ることはなかったのではないかと思います。彼女も今回の経験をよく理解して素直な心で、これからの目標に向かって進んでくれることを期待しています。

彼女の笑顔には万人の心を癒す力があります。彼女が、二度とスランプに陥らないように、温かい目で見守っていきたいと思います。