私は妻が亡くなって24年が経過した。彼女の病院での闘病での期間を含めると、1人暮らしが30年になる。

1人が寂しいと思うなら、きっと再婚していたと思う。しかし、私は30年間1人暮らしを続ける事が出来ている。昔だったら無理だと思っています。

高齢の男性の独身者で一番困ることは、衣食住のうちで食事の確保である。生きている以上毎日の食事は欠かせません。これが一番今まではクリアー出来ずに大きくのしかかる難問でした。

現代では全く調理が出来ない高齢男性でも、生きていける社会に変化しています。食事の準備が簡単に出来ます。スーパーに行けば食べたい食材が、料理されて並んでいます。食事の後かたずけも、プラスチックを水流に晒すだけで完了です。

充分な、お金さえあれば衣食住で困ることは全くなく、誰に気兼ねすることもなく、自由気ままに生きる事が出来る時代です。

高齢になって、他人に遠慮して生きる必要はありません。思った事を自由に実行できるなんて、素晴らしい時代です。

最近の私の生活は世間一般の常識と外れています。朝食が午前4時頃で、夕食は午後1時過ぎです。食事後は必ず一時間の仮眠をします。一日で3回以上ベッドの中に潜り込みます。こんな不規則な生活が出来るのも、1人で生活しているから可能なのです。

もし、奥さんがいたら、毎日喧嘩になっていたことでしょう。こんな生活に慣れると規則正しい生活が苦痛になります。

友人と一緒に一泊旅行に出かけることや食事をしたりする事がありますが、こんな楽しくて当たり前の事が、とても負担に感じるようになる。別れて一人に戻ると疲れが出て、へとへとになることも稀にあります。

こんな経験をするたびに、私は自由奔放に生きていることを実感し、決して我慢して生きてはいないと思っています。

人様から見れば、敢えて1人を貫き、寂しい人生を送っている様に思われがちですが、本人はこの生活に満足しながら生きているのです。

老後の事が心配ではないかと思われているようですが、他人に迷惑をかけないで、ベストな生き方を毎日模索しながら、生きています。楽しいですよ。