今日は、自分のピアノレッスンに行ってきました。
連日ニュースで、猛暑と言われているだけあって、
午前中のレッスンでしたが、かなり暑くて参りました。
前回からちょっと時間があいてしまったこともあり、
ついつい先生とお話しすぎてしまいました。
私の先生は、本当にいつも素敵な演奏をされるので、
心から尊敬し、そして先生のレッスンが大好きです。
技術を磨くためのレッスンですが、半分位は先生に
会いに行っていると言っても、いいかもしれません(*^.^*)
そのレッスンは今、ベートーヴェンとショパンをやっています。
私はいろんな意味で、今年は節目の年でもあり、さまざまな
ことに挑戦しているつもりです。
そんな中、原点に戻ることを先生に勧められ、ベートーヴェンの
ソナタを練習しています。
発表会やコンサートでは、どうしても有名な曲だったり、華やかさを
優先してしまうため、古典派の作品を避けてしまいがちなので、
(もちろん古典派でも素敵で華やかな作品はたくさんありますが・・・)
今回はとても良いきっかけになりました。
改めてソナタをやってみると、学生の頃には思いもしなかった
曲の深さを実感しました。
ごくごくシンプルに、基本的なテクニックで演奏するのですが、
ごまかしがきかないのです。
他の作曲家をごまかして弾いてるという意味ではなく、
とにかくかっちりかっちり弾くのです。
でも心の奥で熱い炎を燃やし続ける、そこが壁なのです。
ベートーヴェンは第二のモーツァルトと呼ばれ、
才能にも恵まれていたことでしょう。
一説では変人だったと言われていますが、
様々な苦難を乗り越え、なお音楽を愛して、
力の続く限り音楽に人生を捧げる・・・、
その魂の叫びは想像すら出来ないほどだと思います。
少しでも‘熱い’演奏が出来るよう、頑張って練習したいと思います。