新設小学校の建設は,この囲いの中で進んでいます。2025年6月18日撮影

2025年6月29日(日)14:00より八潮メセナ・アネックスにおいて、この小学校の名前を考える緊急集会が開催されます!
”入場は自由でどなたでも参加できます”

「八潮市垳」に2027年4月に48年ぶりに開校する市立小学校があります。八潮駅の周辺は比較的新しいマンションやアパートが立ち並び、ファミリー世代の多い地域で、駅周辺の小学校は過密状態となっています。仮設の図書室を設置し、特別教室を普通教室として使用しても、2026年には2教室不足するという状況の小学校もあります。こんな状況下での待望の新設小学校の開校となります。


2025年6月18日18時ごろ撮影。

新設小学校は、八潮駅から南東に15分ほど歩いた埼玉県を施行主体とする区画整理事業の区域内にあります。隣接する潮止中学校の住所表記は八潮市大字古新田530番地ですが、新設小学校の建設地は八潮市垳81番地に設定されたようです。地名の区切(=字界)が近く、潮止中学校の敷地内に垳と古新田の境界があります。


常然寺・境内の「垳の万人塔」2025年2月撮影。

新設小学校と潮止中学校の南側には、ポテトチップで有名な菊水堂さん、菊水堂さんを囲むように応永3年(1396年)開創の常然寺があります。この寺の境内にある「垳の万人塔」は市内最大の石造物であり市指定有形文化財です。高さは4.6mあり、8,700人余りの氏名が刻まれた供養塔です。


2025年1月、垳川排水機場方面より撮影。垳川の右手が八潮市垳になります。左側は足立区六木。

菊水堂・常然寺の南側は垳川に面しています。上の写真は垳川排水機場の脇から西に向かって撮影しています。


2025年1月、垳川排水機場を中川を隔てた対岸より撮影。

暮方で文字が分かりにくいのですが「垳川排水機場」です。右手奥が新設小学校の建設地になります。


2025年6月18日、工事現場の北西方向より撮影。画面奥(クレーンの右手)に見える緑は垳川沿いの樹木

起工式が行われたのは2024年12月1日です。現在は基礎工事の段階にあるのでしょうか。大きなクレーンだけが高くそびえ立っています。この写真を撮影したのは6月18日の18時ころ、作業終了後でしょうか。重機の動きや人影もなくとても静かでした。
この新設小学校は2027年4月に開校予定。八潮市にとっては48年ぶりの新規開校です。
この小学校の名前は「花桃小学校」に決定されようとしています。


八潮市より公開されたデータを表にしたものです。

2023年11月10日~12月11日に行われた市民アンケートの集計です。アンケート用紙には「応募いただいた校名の説明があればご記入ください。」という自由記載欄がありますが、2024年1月24日開催の第1回教育委員会(定例会)議事録をみると、

この「応募した理由」につきましては、じっくり見てまいりますと、本当に、真剣にお考えいただいた方が大変多いな、と感じたところでございます。

2025年6月18日、八潮市のホームページに校名集計表(理由、説明)が公開されました。


市報「広報やしお」No.406,1994年1月25日号に掲載された小中学校名変更を表にしたものです。

1994年4月1日より「第一、第二などの番号制の小中学校の校名が、地名や地域の特色を生かした親しめる校名に変わります。」という小見出しをつけて発表されています。


八潮市には全国的に貴重な、誇れる地名が残っています。長く続く地名から辿れる歴史があります

新設小学校の名前として採用されようとしている花桃は、ボランティアの力でフラワーパークをつくり、桃源郷にしようとされた先人たちの想いからはじまり、八潮市にとってなくてはならない花になっています。そして2014年には花桃が八潮市の花に追加されました。ただ、花桃は木の中心部から食べて空洞化してしまう虫の対策が難しく、都市部では一般的に寿命が短いようです(大自然の中ではその虫を食べる虫がいるようです)。
「花桃」を小学校の名称とした場合、校内に花桃を植えても、枯れて植え直すことが繰り返されることになったらと、子供たちの気持ちが気になります。


2025年6月18日18時ごろ撮影

2025年6月29日(日)14:00よりメセナ・アネックス(TX八潮駅前)において、この小学校の名前を考える緊急集会が開催されます! 入場は自由で、どなたでも参加できます。
小学校の名前は、これからここで学び巣立って行くたくさんの子供たちにとって生涯に渡る、かけがえのないものです。この機会に子供たちの未来のためにも、決定されてしまう前にもう一度考えてみませんか?

 

  八潮市立小学校 新設記念(2027年4 月/48 年振り)
  地名とまちづくりを考える

「垳」を学ぶ緊急集会
 ― 花より団子/花桃小より「垳小」が順当です!―

 再来年4月、八潮市内に11番目の小学校が新規開校することをご存じですか。
 八潮駅から南東の方向に歩いて15分、埼玉県を施行主体とする区画整理事業の区域内にあり、建設予定地の地名は「垳」(がけ)です。潮止中学校に隣接し、現在、建設工事が進められています。
 さて、先ごろ3月28日、八潮市教育委員会が設置した学校教育審議会では、答申内容として新設校の校名案に「花桃小学校」を選定しました。このまま予定通りに進むと、6月20日の教育委員会を経て、7月22日に開会する八潮市議会において正式決定します。
 ところで、1994(平成6)年4月、それまで番号制だった八潮市内の小・中学校を「地名や地域の特色を生かした親しめる校名」に変えました。地域の歴史・文化を児童・生徒が学ぶことで、教育的効果が高まり、郷土愛にもつながることを期待してのものです※。例えば、第八小学校を大瀬小学校、第三中学校を八條中学校に校名変更しています。
 そうなると、市民の感覚として、新設する小学校の名称は「垳小学校」が順当であり、「花桃小学校」とはどこから発生した校名なのか、と素朴な疑問がわいてきます。
 そこで今回は、全国唯一の地名である「垳」の意義を考え、合わせて専門家からは、学校名が果たす役割、選定要素、及び最近の潮流をお聞きします。当たり前のように存在する地名と学校名は、私たちの生活にどのように関わるものなのでしょうか。
 関心のある方は、どうぞ奮ってご参加ください。この機会に、一緒に考えてみませんか?

・日 時:2025年6月29日(日)午後2時~4時(受付は開始15分前より)
・場 所:八潮メセナ・アネックス(八潮市民文化会館 駅前分館)

・内 容:
1)基調講演「地名を学校名に活かす意義」
   今尾 恵介 (一般財団法人 日本地図センター客員研究員/エッセイスト)
2)報告「学校名と郷土愛 ―新座市立野火止小学校を例として― 」(仮題)
   宮瀧 交二 (大東文化大学文学部 教授・図書館長)
3)報告「方言漢字『垳』の意義を考える」(仮題)
   昼間 良次 (八潮の地名から学ぶ会 事務局長)
この他、報告「11番目の小学校名(案)『花桃小学校』の決定過程」、質疑応答&意見交換、「垳」アイテムの新作発表、その他

・参加費:なし(入場自由)◎カンパ制(会場費、資料代 他)
・交 通:駐車スペースがありませんので、公共交通機関をご利用ください。

同日開催の小企画(展示)「八潮市の地名を味わう」があり、来場者には実際に味わってもらえます。「垳」を守る会ブログを参照

協賛:菓子道楽「杵屋」、三矢製菓 株式会社
協力:「垳」を守る会、「垳」を発信する会、NPO法人 八潮市域の歴史文化とまちづくり

<主催・問合せ:八潮の地名から学ぶ会>

TEL:090-4389-4895 FAX:048-998-4451
E-mail:gake840@yahoo.co.jp

 

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Yahoo!ニュースエキスパート(八潮市)地域クリエーター  yuko.N

2025/6/22(日) 5:30 投稿記事