船引神楽は宮崎県宮崎市清武町の北端、船引地区に鎮座する船引神社で、春季の稲作豊穣の予祝として奉納される。
冬季に行われる山村の夜神楽に対し、
春季の稲作豊穣の予祝として、平地の稲作地帯で昼間に行われる日神楽であり、作祈祷神楽や春神楽などとも呼ばれる。
船引神社は堀河天皇(ほりかわ)の御代、寛治元年(1087)の創建と伝わり、当初は正八幡神社と称していた。
樹齢約1000年以上とされ「清武の大クス」として国の天然記念物に指定されている。
11月中旬には、シイの木の根元に生えるヤッコソウが可憐な花を付けるらしい。
神社本殿の向拝柱(ごはいばしら)には、雲の中を泳ぐ竜の姿が浮き彫りにされ、嘉永6年(1853)の日付と、宮崎本郷北方の大工 川崎伝蔵(かわさきでんぞう)の墨書が残る。
この地区には2ヶ所、清武城の本丸にもあった。
後に知るが、島津氏は犠牲者が多かった戦場には、供養のために六地蔵搭を建立したと言う。
2025.5.7(水)
















