『ル・シネマ渋谷宮下』
東急(9005) 500株以上 Bunkamura共通招待券利用
2024年ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したヒューマンドラマ。
病に侵され安楽死を望む女性(ティルダ・スウィントン)と、彼女に寄り添う友人(ジュリアン・ムーア)がともに過ごす日々を描く。
癌により、余命を宣告され遠くはない『死』。
ならば、自らの意思により、自らの思う形での『死』を選択する。
夫はおらず、娘ミシェルとは、疎遠の関係。
自らの死を確認してもらう相手、旧友のイングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会。
「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」と。
はじめは断るものの、やがて、承知して。
そこから、マーサが死ぬときまでの出来事。
そして、死んだ後の出来事。
「もしドアが閉まっていたら、私はもうこの世にいない。」
挿入された『過去』が、ふたりの存在をふくらませ。
名女優二人の掛け合いも見事でした。
見るつもりはない映画でしたが、とても良かった。

