月1更新になってしまってる…^^;

27日は今年最後の満月だったようで。
メッセージで教えていただいて、
ふっと浮かんだ緩〜い潤智……

リアル妄想です…
こんな甘い時間を過ごしてて欲しいな…強願望(笑)













真冬と言うには、ここ数日は暖かく。


数日前に雪が降っていたとはとても思えない。


…ほんとに冬なのか?と疑うほどだ。


とは言え、日が沈んで夜が深まれば、それなりに寒さも増してくる。


…増してくるんだよ。


なのにこの人ときたら…






「…まだ入んないの?」





寒空の下、バルコニーからずっと夜空を見上げてるんだ。





『ん?ん〜……もうちょいで雲が晴れそうなんだよ…』





なんでも今日は、満月らしくて。


今年最後の満月だ、って…


今年最後の満月だから見ておきたい、って。


そう言って、ずっとバルコニーで満月がお目見えするのを待っている。


…あいにく今日は薄曇りだから……






「…コールドムーン?だっけ?」



『なにがぁ?』



「…12月のね、満月のこと。アメリカの農事暦じゃそう言うんだって。」



『ほぉ…物知りだなぁ、潤は♪』



「ググればすぐよ、こんな情報すぐ出てくる。それよかほら!まだ外にいるならあったかくしなよ!」






愛用しているブランケットを肩から掛けて…


そのまま、背後からふわっと抱きしめる。






「ほらもぉ…こんなに冷えちゃって…」






風邪でも引いたらどうするんだよ…





『……あとであっためてもらうからいいんだよぉ…』



「……え///?それ誘ってる?」



『んふふ///』



「……なんなら今すぐあっためてあげよっか///?」



『え〜…まだいい〜…まだお月さん見れてねぇもん。』



「……なんか…満月に負けた…」



『んははっ///あっ…雲…いなくなってきたっ…』







月が…


薄い雲の向こう側から顔出した…



※27日23時頃のコールドムーン(撮影:violet)




『おぉ……まんまる〜…今年最後の満月〜…きれ〜♪』






満月を見れて無邪気に喜ぶ貴方…


はぁ…///


なんでかなぁ…


もう40も超えてんのに…


可愛いんだよなぁ///




ギュッ…と抱きしめてる腕に力を込める…





『……潤?…見てる?満月……』



「ん……ぅん…見てる……」



『……綺麗だね…』



「……うん…貴方と見てるから綺麗なんだよ…」



『…月はいつでも綺麗だぞ?』



「ふふっ……」





意味分かってないよねww


この言い回しの意味…






『…何笑ってんだよぉ……』



「はぁ…♪もう死んでもいいや♪」



『えぇっ…大袈裟!満月見れたくらいで…てか、オレより先に死ぬんじゃねぇぞ?』



「ふふふっ…死なないよ…死なないけど…俺より先にあなたがいなくなるのもヤダ。…だから…死ぬ時は一緒がいい…」



『…そぉだね……潤が一緒なら死ぬのも怖くねぇや♪』



「俺も。…あなたと一緒なら…」



『…へっぷしっ……ぁ、悪ぃ…遮ったww』



「いいし!そんなこと……それより風邪引いたんじゃ……もういいでしょ?今年最後の満月見れたし…そろそろ中入ろ?」



『ん…そだね。』






ようやく部屋の中へ…


あなたを暖めるべく、まずはホットココアを…


そう思ってキッチンに立った俺。


……の横にピッタリくっ付いてるあなた…





「ん?どうしたの?」



『……早くあっためて…』



「ぁ、うん…だから今ココアを……」



『……違ぇし///………こっちで…が…いい///』






背伸びして、俺の頬に口付けた…





「…///……どしたの…ヤケに積極的…///」



『…老い先短ぇんだ。やりてぇことやんないと。』



「ふっ…老い先って……まだまだでしょ…」



『わっかんねぇぞ?…いつ何が起きるか分かんねぇんだぞ?』



「…それはそうだな…」



『な?…だからさ、したい時に…したい……///……潤がムリなら諦めるけど。』



「俺がムリとか言うと思う?いつだってウェルカムだよ…あなたとなら。」



『ぇへへ///…あんがと♪』



「じゃあ……ココアはあとでい?」



『ん……今は潤と……///』






向かい合って抱き合って…


深い口付けを交わす…


キッチンから寝室へなだれ込むと、ベッドに転がりじゃれ合う…



次第に…素肌が露わにされ…


肌と肌が重なり合えば……


互いの温もりに興奮し…


揺れる…


跳ねる…


乱れる…





「ハァ…ハァ…ハァ……智っ……綺麗っ…だっ…」





艶めかしく揺れるあなたに、また心奪われる…





『ハァ……ぁあっ…ンっ…も…死んでもっ…いぃっ…』





ビクンと跳ねたあなたは、力なく俺に覆いかぶさった…





「ハァ……ハァ……智?……大丈夫?」



『ハァ……ハァ……ん……だいじょおぶ……』



「…ハァ……今日は…いつになく…ハァ……可愛かった…」



『……///……言うな、ばか///』



「ふふっ…///」





照れてんのも可愛いなぁ♪





『……潤?』



「ん?」



『……月……綺麗だった…ね///』





ぅん、確かに綺麗だった。


けど……


……ああ!


ふふっ…そういうこと…///


それなら……


あえてここはストレートに。





「俺も。愛してるよ…」



『ばっ///…そこはさぁ……』



「まぁまぁまぁ!俺はそんなにロマンチストじゃないから♪」



『……なんか逆に恥ずかしくなってきた…オレも真っ直ぐに言えばよかった…』



「ふっ…何回でも受け付けますよ〜♪」





覆いかぶさってるあなたを反転させ、今度は俺があなたの上に。





「ん?」



『……愛してる…』



「うん///…俺も♪」





いつになく素直なあなた…


普段は照れくさがって2度目はないのに。


……そういえば。


コールドムーンは“愛”をテーマに叶えてくれるらしい。




それでかな?


あなたが素直に愛を伝えてくれたのは。



今年最後のプレゼント…かな♪


ありがとう…


お礼に俺からも。


たっぷりたっくさん、愛を贈るよ…