「…なにしてんの?」


『…眉毛の太さを測ってる。あと耳の大きさも。』


「あ、そう。……で?」


『ぅん。…ぁ、鼻の高さも。』


「………。」


『…なぁ、鼻の高さってどっから測るん?鼻の下から?あ、ついでに穴の直径も測ろ♪』





さっきからこの調子。

2人並んでソファに座って翔さんの生配信聴いてたら。

オレも〜っつってメジャーを持ってきて、俺の顔のパーツを測りまくってる。

て言うか…




「…ねぇ、このメジャー、なんか臭い。」


『あ、悪ぃ♪だってこれ、魚の体長計るやつだから♪』




…道理で生臭いわけだww




「ねぇ。」


『んあ?』


「…もういいでしょ…」


『え〜…まだ測ってないとこあんのに。』


「…測ったところでどうすんのよ…」


『…まぁ…たしかにそぉだけどぉ……恋人としては潤の全てを知り尽くしたいじゃん?』


「…顔のパーツサイズも?」


『おう♪あと指の長さとかぁ……あ♪』


「…?…なに?」


『ぅへへ///…ちょっと……アソコの長さ…正確に測ったことねぇなぁ、って♪』


「…はぁ!?…ンなとこ測んなくていいしっ///」




何を言い出すんだよ、この人は…///




『…気になる。』


「だとしても!…今は…ダメ。翔さんの配信、終わったら……」




って俺っ!!

なんで測ってもらおうとしてんだよっ///




『分かった。終わったらね?』


「う、うん…///」




…うん、じゃねぇしっ///

や、でも……

自分で測ったこともないしな…

実際、どれくらいなんだろう…なんて///





『お♪たった1人を目指すやつ〜!今回もやるんだねぇ…』


「あ、俺これYESだな♪」


『さっき電話してたもんな♪』


「ん。あ〜…160人越え…結構いんのね。」


『だね……これ1人出すのムズいよね…』


「ぅん…かなりの確率……ぁ、次ラスト…質問は……」


『んはっ…もうムリじゃんwwオレらで2、いっちゃうよ?』


「だね…俺押さない?」


『いや、ここは正直に。別の奇跡も起こるかもよ?』


「あ……そうだね♪」


『でもどうかなぁ…ニノも相葉ちゃんも忙しいからなぁ…』


「ん〜…4出てほしいっ!」


『わっ!出たよっ!4!!すげぇ〜ww』


「マジ!?」


『うははっ…マジですげぇ♪オレら持ってるねぇ♪』


「…ある意味、1よりも嬉しい4かも♪」


『な♪翔くんも嬉しそうだし♪』





示し合わせたわけでもないのに。

翔さんから、聴いてね〜なんて催促されたわけでもないし。

ただ…メンバーが頑張ってることは応援したいから…

きっとみんな同じ気持ちだから…

必然的に生まれた結果なんだろうね。




『んふふ♪みんな聴いてんだぁ…♪』




嬉しそうな顔しちゃって。

でも…俺も嬉しい。

ニノも相葉くんも喜んでるだろうな♪




『…終わったね〜…』


「終わった………ね…」




…てこと…は……?




『測ろ測ろ♪』



やっぱり〜///



「ね、ねぇ、余韻とかないわけ?」


『んぁ?余韻〜??』


「…てか、チャット、数字で盛り上がってるよ?」


『ん〜?』


「大野さん、呼ばれてるww」


『え〜?』


「翔さんのなで肩の角度と、さっきの奇跡の4…並べると、31°4……さとし、だって。」


『わはっ♪すげぇ!!』


「ほんと…奇跡だね…」




なんかもう、愛が溢れてるね…



「大野くん元気かな〜?ってよ?」


『元気ですよぉ〜♪元気に潤くんの色んなとこ測ってますよぉ〜♪』


「ふふっ……っておいっ///」



い、いつの間にスウェット脱がせた!?

てか俺、なんで気付かん!?




『…ぁんだよぉ……』


「ここで測んの!?」


『…どこで測ったって同じだろ?』


「……違う。」


『え〜?そうなん?』


「そうだよ……多分…ベッドで測ったほうがデカいと思う…///」


『ん?…あぁ〜ぅへへっ…そぉなんだぁ///?』


「……///」



って、俺はさっきから何を言ってんだ…///



『じゃ〜あ、ここでも測ってぇ…あっちでも測ろ♪』




結局ここでも測るのかよ///

ったく///

…もうされるがままの俺。




『ほ〜ぉう……通常サイズがコレね。んでぇ…』




手を引かれ、寝室へ……

…もちろん、一旦隠してからね。

ベッドに横になると、さっそく……




『…ぁれ?変わんねぇな……』


「当たり前でしょ…まだナニもしてないんだから。」


『あ。そっか♪んふふっ…じゃあナニしたら変わる?』


「そんなの……気持ちイイことに決まってる…」


『んふ///だぁね……潤…』


「ん?」


『…チューして?』


「ん…///」




今ので…ちょっとデカくなったかも…

甘く名前を呼ばれて、キスして、って言われただけで…




『ぅほほっ…///変わってる〜触っただけで分かる〜すげぇ〜///』


「……///ねぇ…今のうちに測っといてよ…」


『ん〜…でもまだマックスじゃねぇだろ?』


「だと思うけど……マックスん時に中断すんのやだもん…」


『んは///たしかにな♪んじゃ、さっきとどれくらい変わったかだけでも……ぉお…こんな変わるんだぁ…///』



そんなに変わってる?

まぁ…そうかもね…もうキツキツだもん。

すでにマックス近いかも…///



「……もう気は済んだ?」


『おう♪』


「じゃあ、こんなにさせた責任取ってよね?」


『おう♪任せろ〜♪』




って、ヤル気満々ww

初めからコレが狙い?

素直に誘うのが恥ずかしいから?

…いやいや、あなたに限ってそれはないか。

素で知りたかったんだろうなww

…そうだ。

俺もあなたのサイズ、知りたいとこ、ある…



「ねぇ…」


『う…ん?』


「…あとでさ、穴の直径測らせて?」


『あ、な?……鼻、の?』


「ううん……ココの…」


『あっ…ひゃんっ///』


「俺ので突かれまくって広がったアナの…」


『ばっ…///んなの…測んなっ///』


「散々俺の測ってきたでしょ?1箇所くらいいいじゃん。」


『うっ……///もぉ変態っ……』


「あなたほどじゃないって…」



俺のサイズを知りたいって、言い出したあなたのほうがよっぽど変態だと思うけどなぁ。








これを書いてるviolet が1番変態(笑)
お目汚し…失礼いたしましたm(_ _)m